中谷潤人のパフォーマンスをトップ選手が分析!

　WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級タイトルマッチ、王者の中谷潤人(27=M.T)対同級6位のダビド・クエジャル(23=メキシコ)が24日(月・休)、有明アリーナで開催された「Prime Video Boxing 11」のメインイベントで行われた。

　パウンド・フォー・パウンドに名を連ねる"ビッグバン"中谷が、28戦全勝(18KO)のメキシカンに対し、圧巻のパフォーマンスを見せた一戦。会場に来ていたトップ選手の声を拾った。

■WBC世界フェザー級10位
■阿部麗也(KG大和)
「中谷君はさすがでしたね! クエジェルも良い選手で、もう少し長引くかなと思いましたが、そう思ったところで終わらせてくれました(笑)。西田選手もリングに上がってきたので、今から統一戦が楽しみですね!」

■元WBO世界ミニマム級王者
■谷口将隆(ワタナベ)
「初めのコンタクトで、クエジャル選手はめちゃくちゃ強い選手だと認識した後、すぐ左ストレートを当てる中谷選手の精度の高さに驚きました。これを言うと情けないのですが、フィニッシュラウンドの攻防は、初見ではよくわからなかったのが本音です。また、ハイライトを見直して、勉強させてもらいます(笑)」

■日本Sバンタム級1位
■石井渡士也(RE:BOOT)
「堤VS比嘉とはまた別で、テクニック面がすごく出た試合だと思います。ロング、ショート、上下の打ち分けなどで相手を崩してからの最後のビックパンチ。流石の試合コントロールだと思いました」

■日本Lフライ級王者
■川満俊輝(三迫)
「中谷選手の仕留めきる瞬発力がすごい。行く時の爆発力がとても参考になりました!」