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[試合後会見]2024.12.10

師走の大激戦に後楽園ホールが揺れた!

 日本ライトフライ級タイトルマッチ、王者の川満俊輝(29=三迫)対同級6位の大橋波月(26=湘南龍拳)の一戦が10日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントで行われた。

 自主興行初のメインイベンターを務めた川満が、2度目の防衛に成功したのか? それともタイトル初挑戦の大橋が戴冠したのかーー。初回から試合が大きく動いた!
川満俊輝(三迫)がV2達成!
 大橋は、右フックから左ショートを合わせて先制攻撃。動きが硬いチャンピオンに襲い掛かると攻勢を続けた。しかし、ここで頭がぶつかり、大橋は足元がふらつく。ダメージがある大橋に対し、レフェリーは1分間の休憩を与えた。再開後、大橋は果敢に攻めた。2回、大橋は左アッパーから上下に打ち分け攻勢。グイグイと攻め立てるが、川満は左フックで効かせると、大橋をロープに詰めて一気にラッシュ。回転力を活かした連打でレフェリーストップに持ち込んだ。
「冷静さを心掛けた」
 最後は王者の力を示した川満は、「相手に弱気なところを見せたら、飲み込まれる。落ち着きながら冷静にパンチを見ることを心掛けた」と勝因を挙げた。

 三迫貴志会長は、「相手はよく研究してきて、紙一重の勝負だった。相手の勢いに飲まれず、冷静さをキープしてチャンスを逃さなかった。川満の良さでもあり、成長を感じた」と褒め称えた。
次戦は高見亨介(帝拳)を迎え撃つ
 次戦は、来年のチャンピオンカーニバルで、世界ランカーで日本同級1位の高見亨介(22=帝拳)を迎え撃つ。川満は「攻撃力やスピードがあり、このままでは高見選手に勝つのは厳しい。心技体揃った状態で、チャレンジャーの気持ちを持って戦う。世界に進むための試合。次を勝って、胸を張って日本チャンピオンだと言いたい」と大一番に気持ちを高めた。
「熱くなり過ぎた」
 控室に戻ってくるや、「悔しい!」と言葉を漏らしたのは大橋。「バッティングで足がふらついたが、自分の方に流れが来ていると思い、(レフェリーに休憩を与えられて、セコンドから椅子を出されたが、座らずに)強がってセコンドに『行きます』と言った。チャンピオンの意地を感じた。ムキになってしまい、ガードが甘くなったところにカウンターをもらってしまった。最後は必死だったが、気がついたらレフェリーに抱えられていた」と悔しさを滲ませながら、2ラウンドの激闘を振り返った。
「ここから這い上がる」
 湘南龍拳ジムの川端龍也会長は、「バッティングで波月がふらついて、三迫ジム陣営は5分間、休憩を与えようと提案してくれたが、波月の『行きます』という言葉を信じていかせた。自分の責任。悔しいですね」と唇を噛み締めた。

 タイトル初挑戦ながら、堂々とした戦いぶりで観客を魅了した大橋は、「川満選手がどこまでもクレバーだった。自分の努力が足りなかった。こんな悔しい思いはしたくないので、ここから這い上がる」と巻き返しを誓った。

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