大橋ジムのスーパールーキーが出陣!

　アマチュア7冠、世界ユース選手権優勝の坂井優太(19=大橋)は、バンタム級6回戦で韓国バンタム級3位のキム・ジヨン(26=韓国)と対戦する。

　両者とも、バンタム級リミットを100g下回る53.4kgでクリアした。

　計量後、囲み取材に応じた坂井は、「ついにこの日がきた」とプロデビュー戦を心待ちにしつつ、「流れの中で倒せたら。練習してきたことを、しっかりと出して勝つ」と意気込んだ。モンスター2世の異名を持つ坂井が、どのようなパフォーマンスを見せるのか!

　アマチュア全日本選手権優勝の田中空(23=大橋)は、ウェルター級6回戦で韓国同級8位のキム・ドンヨン(29=韓国)と対戦する。

　田中はウェルター級リミットを200g下回る66.4kg、キムは300gアンダーの66.3kgで、それぞれ計量を終えた。

　田中は「自分のスタイルを貫き、気を抜かず倒しにいく」とKO勝利を誓った。"ハマのタイソン"の異名を持つハードパンチャーに期待が高まる。

　アマチュア6冠の田中将吾(22=大橋)は、フライ級6回戦で2023年東日本フライ級新人王の高熊龍之介(25=松本ACE)と拳を交える。田中はフライ級リミットを100g下回る50.7kg、高熊は300gアンダーの50.5kgでクリアした。

　田中は「準備してきたことを出して、しっかりと勝つ。圧倒して前半で倒す」と強気の言葉を並べた。対戦相手の高熊は、今年4月、宮地龍喜(22=ミツキ)に判定勝ちしているが、田中と宮地は中学生の頃から切磋琢磨してきた仲で、田中にとって敵討ちの思いも強い。

　拳を交える高熊は「やってきたことを出して、全力で勝ちにいく」と勝利を誓った。

　アマチュア2冠の大橋蓮(22=大橋)は、フェザー級6回戦でアタッチャイ・プラソエトリ(22=タイ)と対戦する。大橋は、フェザー級リミットを400g下回る56.7kg、アタッチャイは600gアンダーの56.5kgでパスした。

　大橋は、「フェザー級まで落としたのは高校以来だったので(減量が)不安だったが、しっかりと落とすことができた」と仕上がりの良さを強調し、「明日は練習でやってきたことを出すだけ。得意の左ストレートで倒す」とKO宣言した。

　8月4日(日)に静岡・ふじさんめっせ産業交流展示会で2戦目が予定されている大橋にとって、勝つだけではなく、ダメージが少なく試合を終えることが求められる。