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[世界戦前日計量]2023.1.5

谷口将隆! 王座防衛に自信!

 WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級タイトルマッチの前日計量と記者会見が5日、ホテル日航大阪で行われ、王者の谷口将隆(28=ワタナベ)と同級2位のメルビン・ジェルサエム(28=比)が対峙した。

 谷口は、リミットちょうどの47.6s、ジェルサエムは、900gアンダーの46.7sでクリアした。

 試合は明日(6日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で開催される「3150FIGHTvol.4」のメインイベントで行われ、ABEMAで当日13時から全試合ライブ配信される。

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「力の差を見せる」
 リミットちょうどでクリアした谷口は、頬がこけていたものの、声に張りがあり記者からの質問にも笑顔で応じるなど調子は良さそうだった。「いつもよりすんなりと(体重が)落ちて調子は良い。相手は900gアンダーでビックリしたが、体が引き締まっていてコンディションが良さそうだった。お互いにベストコンディションで良い試合になると思う」と好ファイトを約束した。
京口紘人も勝利を後押し!
 明日は、デビューからともに汗を流してきた前WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(29=ワタナベ)がセコンドに就く。「試合中、必要なことを短い言葉で伝えてくれる。側にいると落ち着くのでありがたい」と強力援軍に感謝した。

 京口は「2日前にリミットまで落ちたようで前回の試合より仕上がっている。格の違いを見せてくれるはず」と谷口の勝利に太鼓判を押した。
防衛に自信あり!
 関西出身の谷口にとって、初の大阪での世界戦となる。「大阪での試合だが、あまり気にせずに戦う。自分が挑戦するより防衛する方が得意。チャンピオンとして力の差を見せる」。2度目の防衛戦に死角はない!
「ベストを尽くす」
 一方、これが2度目の世界挑戦のジェルサエムは「チャレンジャーらしくベストを尽くして勝ちにいく」とベルト奪取を誓った。世界戦独特の雰囲気にも飲まれることなく、落ち着いていた。

 計量後にはグローブチェックが行われ、谷口がウィニング製の黒色と白色、ジェルサエムはウィニング製の青色を選択した。
WBO世界ミニマム級タイトルマッチ
王者:谷口将隆(ワタナベ)
血圧:127/70mm/Hg
脈拍:80/min
体温:36.2℃

挑戦者:メルビン・ジェルサエム(比国)
血圧:121/90mm/Hg
脈拍:44/min
体温:36.2℃

オフィシャル
レフェリー:ロベルト・ラミレス・ジュニア(プエルトリコ)
ジャッジ:マイク・フィッツジェラルド(米国)
ジャッジ:ルイス・モレット(米国)
ジャッジ:ベンジャミン・ロドリゲス(米国)
立会人:安河内剛(日本)

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