■先日、鹿児島での強化合宿に参加したようですが。
山ア プロになって、初めてでしたが、キツいメニューをこなして良い練習をさせていただきました。
■ところで山ア選手の担当トレーナーは?
山ア 太田さん(太田光亮トレーナー)です。ミットを持ってもらう中で、自分からお願いをしました。
■太田トレーナーは、井上尚弥選手のミットも持っていますね。取り組む中で井上選手の話は聞きますか?
山ア はい。とても良いアドバイスをもらっています。
■自身のストロングポイントを教えてください。
山ア 真っ直ぐのパンチと上下の打ち分け。あと、ボディ打ちには自信があります。
■ボクモバインタビューは、初めてです。ボクシングを始めたきっかけを教えてください。
山ア 親から「習い事をしたら?」と勧められたからです。それまで、ありとあらゆることをしたのですが、どれも続かなくて。空手もやったのですが、カッチリとしすぎているのが自分には合いませんでした。小学生でボクシングをしたところ、自分に合いました。
■この先に見据えているものを教えてください。
山ア 年内にランキング入りして、来年は上位に食い込み、再来年にはタイトルをやりたいです。
■ここまで4戦全勝(4KO)です。
山ア KOには、全くこだわりはありません(キッパリ)。チャンスが来たら逃さずに仕留めにいきます。
■12月12日は豪華ラインナップのイベントです。
山ア その中でも名前を覚えてもらいたいので、印象に残る試合を見せたい。
■どうもありがとうございました。
「ボクモバの目」
KOにこだわりはないというが、キレ味鋭いパンチは殺傷能力が高く魅力的だ。武藤も一瞬の斬って落とすカウンターを得意とする。当日は、一瞬の隙も見逃せない緊張感あふれる攻防が見られそうだ。山アの進化に注目だ。
<取材・構成/やすおかだいご>
<写真/>Bobby・大囿周作>