ドネアらが無事にクリア

　ローマン・マルチネス(30=プエルトリコ)対ミゲール・ガルシア(25=米)のWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチをメインとするイベントが9日(日本時間10日)、米国テキサス州コーパスクリスティのアメリカンバンク・センターで行われる。試合に先立ち8日にはマルチネス、ガルシアに加えノニト・ドネア(30=比/米)、ビック・ダルチニャン(37=アルメニア/米)らが計量に臨んだ。

※ドネア対ダルチニャン、マルチネス対ガルシアは10日(日)午前11時からWOWOWライブで生中継の予定。

　メインに登場するWBO世界スーパーフェザー級王者マルチネスは129.7ポンド(約58.8キロ)、2階級制覇を狙う挑戦者のガルシアは128.7ポンド(約58.4キロ)だった。セミのフェザー級10回戦に登場するドネアは125.2ポンド(約56.8キロ)、ダルチニャンは125.7ポンド(約57.0キロ)と両者とも制限体重の126ポンド(約57.1キロ)を割り込んでクリア。

　また、WBO世界スーパーウェルター級王座決定戦に出場する1位のバーネス・マーティロスヤン(27=アルメニア/米)と2位デメトリアス・アンドレイド(25=米)は、ともに153.7ポンド(約69.7キロ)だった。WBA世界フェザー級王者ニコラス・ウォータース(27=ジャマイカ)は125.0ポンド(約56.7キロ)、挑戦者アルベルト・ガルサ(28=メキシコ)は125.5ポンド(約56.9キロ)で、いずれもリミットを割って無事に計量をパスした。8選手の戦績は以下のとおり。

　マルチネス=30戦27勝(16KO)1敗2分。ガルシア=32戦全勝(27KO)。ドネア=33戦31勝(20KO)2敗。ダルチニャン=45戦39勝(28KO)5敗1分。マーティロスヤン=34戦33勝(21KO)1分。アンドレイド=19戦全勝(13KO)。ウォータース=22戦全勝(18KO)。ガルサ=32戦25勝(20KO)5敗1分1無効試合。