ドネアが自宅練習を公開

　11月9日(日本時間10日)に米国テキサス州コーパスクリスティでビック・ダルチニャン(アルメニア/豪)との対戦をひかえる4階級制覇王者ノニト・ドネア(比/米)。ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)に12年ぶりに黒星をつけられたドネアが、再起に向けラスベガスにある自宅のトレーニングルームで親交のある日本のメディアに練習を公開した。

　ドネアは4月にリゴンドーに判定で敗れたあと、痛めていた右肩靭帯の手術に踏み切った。またレイチェル夫人との間に産まれた初子の準備もあり、しばらくボクシングとは離れた生活を送っていた。

　そんなドネアの肩も完治し、11月9日(日本時間10日)リングに戻ってくる。スーパーバンタム級に留まるのかが注目されていたが、フェザー級に上げて5階級制覇を目指すこととなった。

　ダルチニャンとは2007年7月に対戦。当時ほとんど無名だったドネアが、軽量級最強とも言われていたダルチニャンに5回TKOで勝利。ドネアにとっては出世試合となった相手で、この試合をきっかけにドネアの快進撃が始まった。

6年ぶりの再戦に向けて動き出したドネアが、自宅のある米国ネバダ州ラスベガスの自宅トレーニングルームで始動した。