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日本フライ級12位の苗村修悟(30=SRS)と富岡浩介(22=RE:BOOT)が8日(火)、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナル、フライ級8回戦で対戦した。
勝ち星すべてがKO勝ちの苗村と、7勝中6KOを誇る富岡。KO決着に会場が盛り上がった!
勝ち星すべてがKO勝ちの苗村と、7勝中6KOを誇る富岡。KO決着に会場が盛り上がった!
富岡浩介(RE:BOOT)がKO勝ち!
サウスポー富岡が、相手の右フックを冷静に対応すると、左ストレート、右フックをヒット。ボディワークで被弾を回避すると、4回に左ストレートでダウンを奪った。劣勢の苗村は、5回に左右フックで反撃に出るが、富岡はジャブを軸にペースを渡さず。7回、富岡はワンツーで2度目のダウンを奪い、苗村に10カウントを聞かせた。
日本ランカーを撃破!
日本ランカーを撃破した富岡は、「これまでもダウンを奪ってから倒されていたので、集中して戦った。ダウンを奪った次のラウンドに攻め過ぎてしまったりと課題が残った。技術では自分が上だと思いながら、やれることをやった。戦った苗村選手に感謝したい」と、落ち着いた表情で試合を振り返った。
「これからどんどん上を目指す」
富岡は、キッズ時代にアンダージュニア6冠と無敵を誇り、中学卒業後に17歳でプロデビュー。順調に勝ち進んだが、東日本新人王決勝戦で初黒星を喫すると、勝ち負けが続いた。それでも拳を交えた相手は、現日本スーパーフライ級王者の高山涼深(ワタナベ)や世界ランカーのエスネス・ドミンゴ(比)といった強豪で、着実にキャリアを重ねた。
WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者の渡邉海(21=ライオンズ)やWBA世界ライトフライ級8位の高見亨介(22=帝拳)は、キッズ時代にしのぎを削ったライバルで、刺激を受けている。富岡は、「まだまだ、自分のボクシングは完成していない。これからどんどん上を目指す。期待していてください!」と拳を握りしめた。
WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者の渡邉海(21=ライオンズ)やWBA世界ライトフライ級8位の高見亨介(22=帝拳)は、キッズ時代にしのぎを削ったライバルで、刺激を受けている。富岡は、「まだまだ、自分のボクシングは完成していない。これからどんどん上を目指す。期待していてください!」と拳を握りしめた。
先輩の石井渡士也(23)につなげた!
チームとしては、10月17日(木)に最強挑戦者決定戦に出場する日本スーパーバンタム級1位の石井渡士也(23=RE:BOOT)に最高の形で勝利のバトンをつなげた。富岡は「うちのボスにつなげることができた」と、満面の笑みを浮かべた。
「捕まえられると思ったが…」
一方、敗れた苗村は、「今日の結果は、自分の弱さと相手の上手さからのもの。捕まえられると思ったが…。ダウンした左は効いた。気がついたら膝が揺れていた」と、唇を噛み締めた。