駿河男児ジムが富士で勝負!

　大畑は、メインイベント、スーパーフェザー級8回戦で、WBOアジアパシフィック・フェザー級12位のロベック・カプロイ(比)と対戦する。

　初のメインイベンターを務める大畑は、「今回は、駿河男児ジムの主要選手がいろいろな理由で、この興業に出ることができません。そこで、僕がメインイベントに出場させてもらうことになりました。今、駿河男児ジムは踏ん張る時期です。試合ができる選手たちで一生懸命頑張りたいと思っています。再起戦になりますが、実績がある選手とやることができて、会長に感謝しています。次戦は泥臭くても恰好悪くても、勝ちます。駿河男児ジムの応援をお願いします!」と決意を口にした。

　6戦全勝の植松は、スーパーバンタム級8回戦で、鳥井士恩(23=角海老宝石)と拳を交える。

　植松は、「僕は、アマチュア経験がない中でA級ボクサーへ昇格し、A級初戦を地元のふじさんめっせで行います。この試合をきっちりと勝ち、ジムの皆さんにアマチュア経験がなくても、勝ち続けられるという希望を届けたいと思います。自分は、世界チャンピオンを目指していますので、圧倒して勝ちます」と必勝を誓った。

　アンダーカードでは、アマチュア全日本選手権優勝の実績を誇る大橋蓮(22=大橋)が出場予定だ。6月25日(火)、後楽園ホールでデビュー戦に臨む大橋だが、わずか40日で2戦目のリングに上がる。

　駿河男児ジムの前島正晃会長は、「スポンサードしてくださる企業様、サポートしてくださる皆様、また出場する全てのジム関係者や選手のおかげで、毎年こうしてイベントを開催できます。感謝しています」と挨拶した。「大畑は日本ユースタイトルマッチで敗れましたが、能力の高さはアピールできたと思う。今後は、日本やアジアタイトルに標準を定めて挑戦させたい。駿河男児ジムには、大畑もいることをアピールする内容を見せてほしい」と期待を寄せた。

　会場外では、ご当地グルメが12店舗が並んだり、無料のボクシング教室、出張体育教室など、盛りだくさんのイベントが用意されている。また、親子50組100名を無料招待する(後日、駿河男児ジムホームページにて発表)。