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[前日計量]2024.4.12

大阪が熱い! 下町俊貴vsデカナルド闘凜生!

 日本スーパーバンタム級タイトルマッチの前日計量が12日、大阪市内の関西JBC事務局で行われ、王者の下町俊貴(27=グリーンツダ)と同級1位のデカナルド闘凜生(27=六島)が計量会場に姿を現した。

 注目の一戦は、明日(13日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル113・CRASH BOXING vol.31」のメインイベントで行われ、Leminoで全試合ライブ配信される。

下町俊貴(Gツダ)55.2kg
 これが2度目の防衛戦の下町は、スーパーバンタム級リミットを100g下回る55.2kgでクリアした。「いつも通り、しっかりと落ちて体調は良い」と、仕上がりの良さをアピールした。

 今回は早めに体重を落としたようで、顔色も良くコンディションの良さを伺わせた。
「パワーを出していく」下町俊貴
 スーパーバンタム級は、井上尚弥(31=大橋)が世界4団体統一王者として君臨している。「井上選手がいるので、世界とはレベルが違いすぎるが、国内で頭ひとつ抜けた存在になりたい」とチャンピオンとしての自覚を示し、「勝つことが第一だが、明日はいつも以上にパワーを出していきたい」と意気込んだ。
デカナルド闘凜生(六島)55.3kg
 タイトル初挑戦のデカナルドは、リミットの55.3kgで計量を終えた。「プロ入り後、一番上手く仕上がった。昨日はよく眠ることができた」と、こちらも万全のコンディションに納得の表情を浮かべた。

下馬評を覆す

 「ここは通過点ではない。そんなに低い壁だとは思っていない。とにかく勝つこと」と試合の位置づけを示すと、「皆、自分が負けると思っているだろうが、下馬評などひっくり返す。これまでもそうしてきた」と気持ちを高めたを。
「勝ってバトンをつなぐ」
 六島ジムは、3月から5月にかけてタイトルマッチ5連戦を予定している。3月31日(日)には、日本&WBOアジアパシフィック・ミドル級王者の国本陸(26=六島)が6回TKO勝ちで、王座防衛に成功。幸先の良いスタートを切った。

 デカナルドは、「後輩の国本から良いバトンをもらった。自分が勝って次にタイトルマッチをする井上(井上彪/4月21日、WBO-AP王座戦)につなぐ。全員で勝って世界戦をする西田(西田凌佑/5月4日、IBF世界バンタム級王座戦)に良い流れを作りたい」と言葉に力を込めた。

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