それぞれの再起戦を韓国で迎える!

　女子唯一の試合に登場する鈴木なな子(24=三迫)は、ホ・ウニョン(40=韓国)と対戦する。48.7kgで計量をクリアした鈴木は「再起戦、アウェイですが、しっかり勝って日本に帰ります」と意気込みコメントを寄せた。

　メインイベントに登場する安達陸虎(25=大橋)は、69.7kgで計量をクリアすると「ぶっ倒します!」と、気合を入れた。対戦相手のカン・ギョンミン(30=韓国)は、1回目の計量を100gオーバーしたため、再計量を行う。

　今回の日韓戦に出場する日本代表の最年長の岡田誠一(41=大橋)は、61.2kgで計量をクリア。60.9kgで計量をクリアした18歳年下のイ・ヒョンジュン(23=韓国)とフェイスオフを終えると、「韓国を盛り上げます!」と気持ちを込めた。

　日韓戦のオープニングバウトに登場するのは、石川春樹(24=RK蒲田)。55.3kgで計量をクリアした石川は「勝って復帰戦を飾ります! 相手がタフだと聞いているので、効かした時には倒しに行きます!」と、完全復活に向けて、気持ちを高めた。

　大谷新星(22=真正)にも注目したい。日本ユース王座決定戦で、渡邊海(21=ライオンズ)を、最後まで苦しめた実力者の再起戦に相応しい好カードが組まれている。日本のボクシングファンには、少しずつ名前が知られてきている実力者のジュン・ミンホ(30=韓国)との対戦だが、「やるだけ。チャンスが来たら倒しに行く」。計量は大谷が59.8kg、ミンホは60.0kgでクリアしている。