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[試合後談話]2024.2.24

増田陸の左に注意!

 ボクシングファン注目のライジングスター、日本バンタム級3位の増田陸(26=帝拳)が24日、東京・両国国技館で開催された「Prime Video Presents Live Boxing 7」の配信開始に合わせてリングに上がった。対戦相手のジョナス・スルタン(32=比)は、スーパーフライ級とバンタム級で世界戦の経験がある実力者で、最新のWBO世界バンタム級ランキングでも6位に入っている。

経験豊富なスルタンが相手!

 経験豊富なスルタンに対して、この試合が再起戦の増田は、試合開始からジャブをついてリズムを作ると、左ボディストレート一発で、勝負を決めた。膝をついたスルタンは立ち上がれず。

キレキレの左!
 リング上でインタビューに答えた増田は、「左のボディストレートだったんですけど、めちゃくちゃ手応えがあった」と、試合を決めた1ラウンド2分21秒のKOシーンを振り返った。それでも、満足していない期待の新星は、「本当に勝ててホッとしてるんですけど、もっともっと強くなれるように練習を続けていく。世界チャンピオン目指して、頑張ります」と、大歓声のファンの声援に笑顔で答えた。
1ラウンド2分21秒KO決着!

 会見の席に着いた増田は「率直に勝てたことが嬉しい。駆け引きの中で、練習してきたパンチで倒せた。(左ボディストレートは)上への布石だったが、あのパンチでも倒せる自信はあった」と手応えを口にした。

世界チャンピオンを目指す!

 試合前には、十分な準備が整っていた。「ジャブを突いてボディを打ち、相手のガードが下がったところをストレートで倒すプランだった」と、試合後とは思えないほど落ち着いた様子で、爽やかに取材に答えた。

増田陸の左に要注意!

 不退転の覚悟で臨んだ大事な試合、「8月の敗戦から今回の世界ランカー戦は全てを懸けての再起だった。 (世界戦は)状況やタイミングがあるが、前回の敗戦から1年で世界を取る実力をつける誓いを立てた。そのための試合をしていく」とさらなる成長を誓った。


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