中谷潤人! WBC世界バンタム級王者に挑戦。

　全裸で計量台に上がったサンティアゴは、100グラムアンダーでクリアすると「計量会場の秤と自分達の持ってきた体重計に誤差があったので、歩いて調整しました」と、減量は、問題なかったことを笑顔で伝えた。

　フェイスオフでは、身長差が浮き彫りとなったが、「いつも背の高い人と戦っているので、何も感じなかった」と、気にした様子はなかった。

　リミットまで、200グラム残して53.3kgで計量をクリアした中谷は、「朝ごはんも食べました。ちょっと運動して、最後の100から200グラムを落とした」と、スーパーフライ級時代よりもコンディション調整が楽になったことを実感していた。王座決定戦ではなく、チャンピオンに挑戦することで、「取る気持ちがより強くなる」と、気持ちを高め、これから先も、さらにファンに期待されるボクサーになれるよう、「勝ち方」にもこだわって、王座奪取を目指すことを誓った。

アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)

体温: 36.3℃

脈拍: 118/min

血圧: 127/75 Hgmm

中谷潤人(M・T)

体温: 36.4℃

脈拍: 81/min

血圧: 106/70 Hgmm

■試合オフィシャル

レフェリー: ローレンス・コール(米国)

ジャッジ: ジョエル・コスビー(カナダ)

ジャッジ: アラン・クレブス(米国)

ジャッジ: フェルナンド・バルボサ(米国)

立会人: ミゲル・パブロ(スペイン)