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[公開練習]2023.10.24

ユーリ阿久井政悟が道を切り拓く!

 WBA(世界ボクシング協会)フライ級1位のユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)が24日、帝拳ジムで報道陣に練習を公開した。阿久井は、11月15日(水)に両国国技館で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 第6弾」のセミファイナルで、王者のアルテム・ダラキアン(36=ウクライナ)に挑戦する。

 岡山県のジム初の世界チャンピオンを目指す阿久井は、「自分が世界チャンピオンになることで、岡山のボクシングの道を切り拓いていきたい」と力を込めた。
約1ヶ月間の東京合宿
 この試合に向けて、10月2日(月)から帝拳ジムで出稽古スパーリングを敢行。WBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級1位の岩田翔吉(27=帝拳)、WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級4位の梶颯(26=帝拳)、日本ライトフライ級4位の高見享介(21=帝拳)、日本フライ級王者の飯村樹輝弥(25=角海老宝石)らと手を合わせた。

 対応力を磨くことをテーマに取り組み、「調子の波はあったが、順調に仕上がっている」と手応えを感じていた。東京合宿は今月25日(水)までで、残りは岡山で最終調整に臨む。
「相手に(ペースを)合わせさせる」
 ダラキアンは、6度の防衛に成功している安定王者で、攻略しにくい強豪だ。「変則的なパンチと、チャンスになったらまとめてくる、やりにくい選手」と警戒。その上で、「相手に合わせにいったら、やりづらいままで終わってしまう。逆に相手に(ペースを)合わせさせる。チャンスが来たら倒しにいく」と意気込んだ。
緩急をつけた攻撃を披露
 会見後には梶と3ラウンドのスパーリングを披露。ジャブでプレスをかけながら、左ボディ、右クロスを好打。緩急をつけた動きから鋭いパンチを突き刺した。2回、右カウンターで顔を弾くと、報道陣から声が上がった。3回は梶の連打を浴びる場面もあったが、ガードで被弾を最小限に抑えると、左ボディ、ワンツーを決めた。スパーリングを終えた阿久井は「今日は自然と足が動いた。公開練習なので手数を増やすことを意識した」と振り返った。

 その後は須増正信トレーナーとのミット打ち、サンドバッグ打ちでたっぷりと汗を流した。
「パンチの貫通力がすごい」
 スパーリングパートナーを務めた梶は「パンチの強弱が上手くて、技術だけでは掴めない勘やタイミングを持っている。これまでいろいろな選手とやってきたが、(阿久井選手は)間合いが独特。ゆったりしたリズムから急に速くなり、『危ない!』と思った時はもう下がらされている。パンチの貫通力がすごい」と世界1位の実力を説明した。
両国国技館で世界の頂点を掴む
 1990年に日本で活躍した元WBC世界フライ級王者の勇利・アルバチャコフに顔立ちが似ているという先輩からの指摘で「ユーリ阿久井政悟」のリングネームをつけた。勇利氏は、1992年6月に両国国技館でムアンチャイ・キティカセム(タイ)に8回KO勝ちし、タイトル奪取に成功した。

 阿久井は、奇しくも同じ会場で世界初挑戦する。「(勇利氏と同じ会場で試合をすること)周りからも言われているし、そこは意識しますね」。満を持して世界の舞台に立つ阿久井が、歴史に名を刻む。

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