グリーンツダジム精鋭が白浜キャンプ

　グリーンツダジム4選手が16日から、和歌山県白浜町で走り込みキャンプを敢行。5日にわたるハードメニューで下半身強化し、次戦に向けた土台作りをしてる。

　参加メンバーは、日本フェザー級2位の前田稔輝(26)、日本スーパーバンタム級6位の下町俊貴(25)、日本バンタム級10位の那須亮祐(27)、A級ボクサーの柴田尊文(23)。

　12月3日(土)、後楽園ホールで日本・WBOアジアパシフィック王者の阿部麗也(29=KG大和)に挑戦する前田は「今回の合宿の目的は、試合に向けてのメンタルとコンディションの向上です。充実したものにしたい」と意気込んだ。

　12月11日(日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で、WBO世界フェザー級13位のジョー・サンティシマ(26=比)と対戦する下町は、「今回の合宿でしっかり走り込んで、試合を想定して足が止まらないボクシングができるように頑張りたい」と世界ランカー撃破を誓った。

　下町と同じ日のセミファイナルに出場する那須は「走り込みで体の土台作りをして、試合に向けて気合いを入れていく」と、この合宿でスイッチを入れる。この試合に勝って来年、ビッグチャンスを掴みにいく。