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[前日計量]2022.10.8

WBO-AP王者! 西田凌佑がKO宣言!

 WBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチの前日計量が8日、大阪市内で行われ、王者の西田凌佑(26=六島)と同級15位のアルジュム・ペレシオ(比国)が計量に臨んだ。

 試合は、明日(9日)に大阪市立住吉区民センターで開催される「MARUKUNI Corp presents You will be the Champion14」のメインイベントで行われる。両者とも、バンタム級リミットを100g下回る53.4sでクリアした。

 本日、発表されたWBCランキングで、バンタム級14位にアップした西田は「ここを勝って、さらに上げていきたい」とモチベーションを高めていた。
2度目の防衛戦
 「減量はきついが、しっかりと落すことができた」。バンタム級転向3戦目に、コンディションの良さをうかがわせた。計量日の2日前に練習を切り上げたが、その時にはバンタム級リミットまで、残り300gだったという。

中盤から後半にかけて倒す

 「今回も厳しい戦いになると思うが、油断せずにしっかりと戦って、中盤から後半にかけて倒したい」と必勝を誓った。

 昨年4月に元世界王者の比嘉大吾(27=志成)を撃破し、わずか4戦目でタイトル奪取に成功した"関西のシンデレラボーイ"が存在感を示す!
計量後は好物のカップヌードル
 挑戦者のペレシオは、計量が終わると、用意していたカップヌードル、ゆで卵、バナナをほおばり笑顔を見せた。「チャンピオンは強いが、ベストを尽くして積極的に攻める」と静かに闘志を燃やした。
左:井上彪(六島)のデビュー戦
 アマチュア2冠の実績を残し、プロに転向した井上彪(いのうえ・たける/24=六島)は、フライ級6回戦でピヤ・チョイヤート(タイ)を相手に、デビュー戦に臨む。井上は、フライ級リミットを100g下回る50.7s、ピヤは、200gアンダーの50.6kgでパスした。

 井上は「映像で見るより、大きく感じた」と、横に並んだピヤの印象を口にすると、「伸びのある右ストレートと距離感を見てほしい」とアピールした。

伸びのある右ストレートを見てほしい

 12月18日(日)に早くも2戦目が予定されている。「怪我なく、まずはしっかりと勝つこと。その上で余裕があれば、内容も見せていきたい。プロボクサーとして良いスタートを切りたい」と意気込んだ。
左:山ア海斗(六島)は4戦目
 日本フェザー級19位の山ア海斗(24=六島)は、フェザー級8回戦でアディレーク・ミーシーダー(タイ)と拳を交える。山アは、フェザー級リミットちょうどの57.1s、アディレークは、200gアンダーの56.9sdで秤を降りた。

左から組み立てて倒し切る

 今年5月にランキング入りを果たした山アは「左右どちらのパンチが当たっても倒せるよう強化してきた」と技術面でのレベルアップに自信を示すと、「右ストレートだけに頼らず、左から組み立てて、しっかりと仕留め切りたい」と言葉に力を込めた。
大阪市立住吉区民センターでゴング!

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