加納陸と井上夕雅の王座決定戦が決定!

　大成ボクシングジムは11日、兵庫県三田市内のジムで会見を開きWBO世界フライ級5位の加納陸(24=大成)の次戦を発表した。

　加納は、9月3日(土)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)で開催される「駅近ドットコムPRESENTS三田から世界へ19」のメインイベントにおいて、日本フライ級3位の井上夕雅(23=真正)を相手に、空位のWBOアジアパシフィック・フライ級王座を争う。

　試合の模様は、当日YouTubeチャンネル「テレビ大阪ニュース」でライブ配信される。

　電話取材に応じた加納は「相手は、競った試合を勝ち切る勝負強さを持っているが、(自分も)前戦フライ級に上げて、良い動きを見せることができたので自信がある。しっかりと力の差を見せて完勝する」と、この一戦を世界への足掛かりとするつもりだ。

　日本ユース王者の井上は、今年3月に行われたノンタイトル戦で判定勝ち。闘志あふれるファイトが魅力で、ここ数戦着実に力をつけている新鋭だ。勝てばベルトと世界ランキングを手に入れることができるビッグチャンスだ。

　アマ40戦32勝8敗の実績を持つ尾崎優日(19=大成)は、ライトフライ級6回戦でタイ国ミニマム級2位のナランチップ・スングスット(タイ)を相手にデビュー戦に臨む。

　尾崎は「世界チャンピオンになることを夢に、小さい頃からボクシングをしてきた。やっとスタートラインに立てることで、ワクワクしている。スピードで錯乱させて、一方的な勝ち方を見せる」とコメントを寄せた。