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[リモート会見]2021.5.14

井上尚弥「攻めても守っても倒す」

 WBA(世界ボクシング協会)世界バンタム級スーパー王者・IBF(国際ボクシング連盟)同級統一王者の井上尚弥(28=大橋)が14日、横浜市内の所属ジムでリモート会見に臨み、次戦への意気込みを口にした。
 井上は、6月19日(日本時間20日)に米国ネバダ州バージンホテル・ラスベガスでIBF同級1位、WBA同級8位のマイケル・ダスマリナス(28=比)を迎えて防衛戦を行う。
 2戦連続でラスベガスのリングに上がる井上は「攻めても守りの中でのカウンターでも倒す準備はできている」と、KO勝利を約束した。
 井上vsダスマリナス戦は6月20日(日)午前10時30分からWOWOWで生中継される。
WBA王座5度目、IBF王座3度目の防衛戦
 挑戦者のダスマリナスは、33戦30勝(20KO)2敗1分のサウスポーで、2014年7月に来日し、後の日本バンタム級暫定王者の木村隼人(ワタナベ→引退)に判定勝ちした。その後、井上拓真(大橋)や山中慎介氏のスパーリングパートナーとして来日している。
 拓真とのスパーリングを見ている井上は「KO率が高くてしっかりと動いてくるタイプ。長身サウスポーとの対戦は初めてだが苦手ではない。パンチと同時に頭を出してくるのでバッティングに気をつけたい」と印象を口にすると、「相手の動きにより的確に反応しパンチを当てられるようになった。いつもと違うボクシングを見せたい」と進化した"モンスター"の姿を見せる。
サウスポー対策は万全
 井上は、これまで2度サウスポーと対戦しているが、オマール・ナルバエス(アルゼンチン)には2回KO勝ち、ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)には初回KO勝ちし得意としている。
 昨年11月のジェイソン・マロニー(オーストラリア)戦後からダスマリナス戦を想定し、IBF世界フェザー級9位の阿部麗也(28=KG大和)、日本バンタム級2位の定常育郎(23=T&T)、WBOアジアパシフィック・フェザー級15位の木村蓮太朗(23=駿河男児)といったサウスポー選手とのスパーリングで調整している。

 会見に同席した井上真吾トレーナーは「早い段階からサウスポー対策ができていて、かなり高いレベルで練習ができている。(ダスマリナスは)ガードがしっかりしていて振ってくるパンチが強いが、ナオ(尚弥)は自分から攻めて崩すこともできるし、いなすこともできる。何も心配していない」と、勝利に太鼓判を押した。
バンタム級4団体統一王者を目指す
 WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)バンタム級トーナメントを優勝した井上は、バンタム級世界4団体統一王者を目指している。
 5月29日(日本時間30日)には、WBC(世界ボクシング評議会)同級王者のノルディ・ウバーリ(34=フランス)対ノニト・ドネア(38=比/米)戦、さらに8月14日(日本時間15日)にはWBA世界同級正規王者のギジェルモ・リゴンドー(40=キューバ)とジョンリエル・カシメロ(31=比)による王座統一戦が行われる。
 大橋秀行会長は、この試合をクリアすれば、次戦はどちらかの勝者との王座統一戦を進めていきたいと語った。
 大橋会長は「モンスターらしい圧倒的なKOでまた、米国のファンを驚かせてもらいたい。すごいKOを見せてほしい」と期待を寄せた。
これからは強い相手との戦いになる
 35歳までの現役生活を公言している井上は「ここからの7年間(現在28歳)はものすごい戦いになっていくと思う。デビューからの7年間とはまた大違いの折り返しになる。自分がどれだけ強い相手と戦って、勝っていけるのか楽しんでいきたい」と抱負を口にした。これまで数々の偉業を成し遂げてきたモンスターがさらに歴史に名を刻む。
井上尚弥のKO勝ちに期待!
 この試合を無事にクリアすれば年内にもう1試合、さらに来年の春に4団体王座統一の青写真を描いた。
 井上は「ここをクリアして統一戦に向かうというのが大きなモチベーションになっている。ここまで高いモチベーションでダスマリナス戦を迎えれば、かなり良い試合ができる。気を抜かず怪我に気をつけて試合に臨みたい」と言葉に力を込めた。

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