清水聡が関西の新鋭を迎えて1年ぶりに復活する!

　OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ、王者の清水聡(34=大橋)対同級14位の殿本恭平(25=勝輝)の前日計量とPCR検査が15日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。
新型コロナウィルスの影響でボクシング興行はストップしていたが、東京では後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.72」で4ヶ月半ぶりに再開する。
　無観客試合で激突する両者は、リミットちょうどの57.1kgでパスした。

Q:自粛期間はどのような練習を?
清水:ランニングや筋トレ、シャドーボクシングを中心にやっていましたね。

Q:工夫されていたこと苦労などはありますか?
清水:なかったですけど、ボクシングは対人競技。相手がいないトレーニングをしていたので、動体視力とかの感覚は いつもより鈍ってたのかなと思いますね。
対人できないんで。

Q:試合したいなとか思いましたか?
清水:こういう状況なんで... 試合したい気持ちはありますけど、これはもう仕方ないと。どの業界もそうなので。

Q:再起戦となりますが、この一年はどのような想いで過ごされましたか?
清水:目の怪我もあったんですけど、この期間でゆっくり治せたし体調も良好ですし、ちょうどいい自分を見つめ直す 時間になったなと思いますね。

Q:敗戦をへて変化は?
清水: 体のバランスは良くなってきてたので、 常に常に良くなるよう考えてましたね。

Q:いよいよ試合、心境は?
清水:コロナの影響で、外食がなくなって自炊になったので、体調管理は自分で良くできるようになったので、良いと思います。

Q:無観客は気になりますか?
清水:全然気にならないですね。 アマチュアの地方大会では応援も身内だけなので、それとあまり変わらないんじゃないかなと思いますね。

Q:現在の体調は?
清水:いつもは減量をすると肌から水分が抜けていってたんですけど、今回はしっとりしてますし、減量は成功だと思 います。

Q:殿本選手の印象は?
清水:防御のうまい選手なので、そこをどう崩していくかですね。バランスの良い選手だと思います。

Q:ダイヤモンドレフトの仕上がりは?
清水:かなりダイヤ磨いてきたので、期待しててください。

Q:試合の意気込みを。
清水:勝ちます。それだけです。

Q:自粛期間中はどのような練習を?
殿本:ジムが閉まってるんで、知り合いの倉庫を借りて、そこでトレーニングできるように、 サンドバッグとか吊るして練習しましたね。

Q:知り合いの方というのは?
殿本:親戚の倉庫ですね。

Q:対人競技なのに対人できない状態で逆にプラスになったことは?
殿本:対人じゃない普段しないような練習をできるなって思いますね。

Q:どのようなことを?
殿本:フィジカル系を結構鍛えたりしました。

Q:試合したいなって思いは?
殿本:試合はしたいですけど、コロナの影響でどうなるかなっていうのもあって、 中途半端な気持ちにもなったりしましたね。

Q:ビッグチャンスが巡ってきましたが、今の心境は?
殿本:このチャンスを逃してしまったら次に続かないので、ここはしっかりと一回で決めたいと思います。

Q:自身にとってこの試合はどんな位置づけ?
殿本:やっぱり清水さんを倒した日本人はいてないんで、そこは倒したいですね。