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今月8日に神戸ワールド記念ホールで初防衛戦を迎える、WBC世界スーパーフェザー級王者・粟生隆寛(帝拳)の公開練習が2日、都内の帝拳ジムで行われた。
練習前に会見を開いた粟生は、調整は順調と話し、試合までの一週間でこれまでの疲れを取りたいとした。
※写真は後ほど掲載。
練習前に会見を開いた粟生は、調整は順調と話し、試合までの一週間でこれまでの疲れを取りたいとした。
※写真は後ほど掲載。
粟生 隆寛
試合に向け、現在の心境について粟生は「前回は初防衛戦で敗れてしまった。今回は、チャンピオンであることを意識して戦いたい」と語ると、田中繊大トレーナーは「相手はサウスポーで典型的なメキシカン。粟生とよく似ているが、粟生も今まで以上に強くなっているので楽しみ」と自信を窺わせた。
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また、「今回は攻撃的な粟生が見られるんじゃないかな」と話す浜田代表に粟生は「自分の距離を保ち、プレッシャーをかけて右から組み立てていく。トリプルの先陣をきって、自分が目立てる試合をしたい」と意欲を見せた。
左:佐々木 右:粟生
公開練習では、縄跳び、シャドーで汗を流した後、同門の佐々木洵樹と3ラウンドのスパーを披露。
田中トレーナーとミット打ち
粟生は距離をキープしつつ、右ジャブを有効に使い、左ストレートを上下に打ち込み、その後のミット打では、田中トレーナーのかけ声に合わせ、ひとつひとつ動きを確かめるように丁寧にパンチを繰り出していた。
バックを叩き、汗を搾り出す
粟生は、チャリティーマッチとして行われる今回の試合に向けて「被災地の方に少しでも元気と勇気を届けられるよう頑張ります」と語り、当日のグッズの売り上げを全額寄付することを明かした。