再起3戦目は世界ランカーと

　昨年6月、英国でリー・ハスキンズ(英)とのIBF世界バンタム級暫定王座決定戦に6回TKOで敗れた岩佐亮佑(26=セレス)が、7月12日(火)に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ Legendo Fight VOL.4」のメインでIBF世界フェザー級12位パトムシット・パトムポトン(タイ)と対戦することが発表された。

　6月の敗戦後、岩佐はスーパーバンタム級に上げ、フィリピンランカーを相手に11月の再起に成功。今回はさらに一階級上のIBFパンパシフィック・フェザー級王座を持つパトムシットとスーパーバンタム級10回戦を行うことになった。なお、岩佐はパワー面の充実を図るべく今週から千葉・勝浦で走り込み合宿を始めている。
　パトムシットは岩佐と同じサウスポーで戦績は20戦15勝(5KO)5敗。昨年6月に元東洋太平洋フェザー級王者の天笠尚(山上)の再起戦で拳を交え、5回にダウンを奪われるも判定までもつれ込むしぶとさを見せた。岩佐にとっては、世界再挑戦に向け本格的なスタートを切る一戦と言えそうだ。