井岡「初防衛します」

　エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催されるWBA世界フライ級タイトルマッチの調印式と前日計量が26日、大阪市内のホテルで行われた。王者の井岡一翔(26=井岡)と挑戦者のロベルト・ドミンゴ・ソーサ(30=亜)が揃って元気な姿をみせた。

　調印式後、井岡は「この初防衛戦に向けて、しっかり準備も整ったので、明日は必ず初防衛したいと思っています」と挨拶。対戦相手の印象を聞かれると「今は特別な印象はないですが、リングに上がってボクサーとしての本当の姿が見えると思うので、楽しみにしています。明日はチャンピオンとして熱い試合をしてKOしたいと思います。応援宜しくお願いします」と意気込みを語った。
　王者は日本製8オンスの黒色のグローブを選択。

　続いて、ソーサは「勝つために日本にきた。体重も3日前からリミットを保っているし、体調も問題ない。今はチャンピオンに対して何の印象もないが、リングに上がってからわかるだろう。明日は新しいチャンピオンが誕生するので日本の皆さんに見て欲しい」と落ち着いた様子で会見を締めた。
　挑戦者は日本製8オンスの青色のグローブを選択。

　前日計量は、王者の井岡がリミットの50.8kg、挑戦者のソーサは500gアンダーの50.3kgで無事にパスした。

■オフィシャル
レフェリー:ラッセル・ラモ(米)
ジャッジ: イグナシオ・ロブレス(パナマ)
ジャッジ: レビ・マルチネス(米)
ジャッジ: チャラーム・プラヤドサブ(タイ)