パッキャオの強打健在

　11月23日に中国特別行政区マカオでクリス・アルジェリ(30=米)を相手に初防衛戦を行うWBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(35=比)が、スパーリングでパートナーの鼻を折るなど好調を維持、試合に向け順調に調整を続けている。
※パッキャオ対アルジェリのWBO世界ウェルター級タイトルマッチは23日(日)正午からWOWOWプライムで生中継の予定。

　フレディ・ローチ・トレーナーによると、パッキャオがパートナーのWBC世界スーパーライト級1位ビクトル・ポストル(ウクライナ)の鼻を折ったのは24日のことだという。「大丈夫、彼も勇敢な選手だから帰国したりしていないよ。あと3週間はハードなトレーニングが続くことになる。3人のパートナーに加え、もうひとり確保しているから問題ないよ」(ローチ氏)。ここ5年、KO勝ちから遠ざかっているパッキャオだが、この調子なら久しぶりにダイナミックなKOが見られるかもしれない。