[前日計量]2025.5.10
堤駿斗と吉良大弥が存在感をアピールする!
WBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級4位の堤駿斗(25=志成)が10日、都内の品川プリンスホテルメインタワーで前日計量に臨んだ。
堤は明日(11日)、大田区総合体育館で開催される「LifeTime Boxing Fights27」のセミファイナル、133LB(約60.3s)契約10回戦で、WBA世界同級15位のハイメ・アルボルダ(30=パナマ)と対戦。試合の模様は、ABEMAで無料ライブ配信される。
先に秤に乗った堤は、契約体重を100g下回る60.2sでクリアした。計量後、会見に臨んだ堤は「今はリカバリーに専念して、明日、気持ちを高める。相手は映像で見た通り。見た感じ礼儀正しい選手なので、スポーツマンシップに則った良い戦いができそう」と好ファイトを約束すると、「見ているのは、ここではない。明日は10ラウンドまではいかない」とKO決着を予告した。
これが初来日のアルボルタは、200gアンダーの60.1sでパスした。アルボルタは「日本での試合に向けて良い練習ができた。明日はスペクタルな試合を見せたい」と意気込みを語った。やや緊張しているのか、会見中も表情が硬かった。
WBA世界ライトフライ級6位の吉良大弥(21=志成)は、110LB(約49.9s)契約8回戦で、WBA同級13位のジャクソン・サパタ(28=ベネズエラ)と拳を交える。
吉良は100gアンダーの49.8sでパスしたが、サパタは1回目の計量を300gオーバー。体重を落とすため会見には出席せず、ツーショット撮影も行われなかった。なお、サパタは1時間後に再計量し、49.8sでクリアした。
吉良は「オーバーの幅が大きくないと聞いているので、そこまで心がぶれることはない。デビュー戦と前回は初回KO勝ちしたが、今回は流れの中で、どこかで倒したい」と自然体を強調した。
サパタは「体重は全く問題ない。明日は自分のスタイルを貫いて勝つだけだよ」と淡々と試合への意気込みを語った。
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