試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
東西のボクシング記者によって選考した2022年度年間表彰式が22日、東京ドームホテルで開催され、バンタム級4団体統一王者に輝いた井上尚弥(29=大橋)が、史上最多となる5年連続6度目の年間最優秀選手賞に輝いた。
新型コロナウィルスの影響により中止が続いていた年間表彰式だが、3年ぶりに開催。日本ボクシングコミッション(JBC)設立70周年を記念して行われた。
新型コロナウィルスの影響により中止が続いていた年間表彰式だが、3年ぶりに開催。日本ボクシングコミッション(JBC)設立70周年を記念して行われた。
史上最多6回目のMVP
井上は、6月にWBC王者のノニト・ドネア(40=比/米)との2年7ヶ月ぶりの再戦を2回TKO勝利すると、12月にはWBO王者のポール・バトラー(34=英)に11回TKO勝ちし、アジア人初の4団体王座統一を成し遂げた。
囲み取材に応じた井上は「5年連続でMVPを獲ることができて光栄だし、やってきたことが評価されてうれしい。この賞を励みに、予定されている試合に向けて頑張っていきたい」と感想を語った。
今年もMVPを狙う
6度目のMVP獲得は、日本人初の世界チャンピオンの故・白井義男と13度の世界王座防衛記録を持つ具志用高氏を抜いて最多記録となった。「何十年も破られていないすごい記録を超えることができた。今年もより一層頑張って、次も(MVPを)獲りたい」。
フルトン戦へスイッチオン!
MVPとKO賞のダブル受賞となったモンスターは、スーパーバンタム級に転級。WBC・WBO2冠王者のスティーブン・フルトン(28=米)への挑戦が濃厚とされている。「今はフルトンの映像しか見ていない。印象は…ここでは話せない」と戦闘モードに入っている。正式発表が待たれる。
囲み取材に応じた井上は「5年連続でMVPを獲ることができて光栄だし、やってきたことが評価されてうれしい。この賞を励みに、予定されている試合に向けて頑張っていきたい」と感想を語った。
今年もMVPを狙う
6度目のMVP獲得は、日本人初の世界チャンピオンの故・白井義男と13度の世界王座防衛記録を持つ具志用高氏を抜いて最多記録となった。「何十年も破られていないすごい記録を超えることができた。今年もより一層頑張って、次も(MVPを)獲りたい」。
フルトン戦へスイッチオン!
MVPとKO賞のダブル受賞となったモンスターは、スーパーバンタム級に転級。WBC・WBO2冠王者のスティーブン・フルトン(28=米)への挑戦が濃厚とされている。「今はフルトンの映像しか見ていない。印象は…ここでは話せない」と戦闘モードに入っている。正式発表が待たれる。
初の技能賞に輝いた
技能賞は、WBA・WBC世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(31=BMB)が受賞した。昨年3月に矢吹正道(30=緑)に3回KO勝ちし、王座を奪還すると、11月には京口紘人(29=ワタナベ)に7回TKO勝ちし、2団体統一王者に輝いた。
初の技能賞を受賞した拳四朗は「技能を褒められるのは本当にうれしい。昨年はボクシングの幅の広さを見せられたと思う」と話したが、「その上の賞(MVP)があるので、まだまだこれから頑張っていきたい」と現状に満足することはなかった。
4月8日(土)に有明アリーナで、WBO王者のジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)との3団体王座統一戦に臨む拳四朗は、「足を使って距離を取る選手なので、しっかりと捕まえていく」と必勝を誓った。
初の技能賞を受賞した拳四朗は「技能を褒められるのは本当にうれしい。昨年はボクシングの幅の広さを見せられたと思う」と話したが、「その上の賞(MVP)があるので、まだまだこれから頑張っていきたい」と現状に満足することはなかった。
4月8日(土)に有明アリーナで、WBO王者のジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)との3団体王座統一戦に臨む拳四朗は、「足を使って距離を取る選手なので、しっかりと捕まえていく」と必勝を誓った。
2度目の殊勲賞
殊勲賞は、前WBO世界フライ級王者の中谷潤人(25=M・T)が2度目の受賞に輝いた。昨年4月に山内涼太(28=角海老宝石)に8回TKO勝ちし、王座防衛を果たすと、同王座を返上。11月には元世界王者のフランシスコ・ロドリゲスJr(29=メキシコ)に大差判定勝ちした。
中谷は「評価してもらえて光栄。また上を目指して頑張っていきたい」と喜びを口にした。
アンドリュー・モロニー(豪)との王座決定戦を予定
井岡一翔(33=志成)が返上したWBO世界スーパーフライ級王座を、アンドリュー・モロニー(32=豪)と争う予定だ。「(モロニー選手は)すごく運動量のある選手なので、自分の形に持っていきたい」世界2階級制覇に向けて準備を進めていく。
中谷は「評価してもらえて光栄。また上を目指して頑張っていきたい」と喜びを口にした。
アンドリュー・モロニー(豪)との王座決定戦を予定
井岡一翔(33=志成)が返上したWBO世界スーパーフライ級王座を、アンドリュー・モロニー(32=豪)と争う予定だ。「(モロニー選手は)すごく運動量のある選手なので、自分の形に持っていきたい」世界2階級制覇に向けて準備を進めていく。
女子MVPと年間最高試合を獲得
女子最優秀選手賞は、WBO女子世界スーパーフライ級王者の晝田瑞希(26=三迫)が選ばれた。昨年12月に谷山佳菜子(36=ワタナベ)との王座決定戦を制し、わずか4戦目で世界王者に就いた。女子年間最高試合とのダブル受賞となった晝田は「まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、本当にうれしい」と喜びを爆発させた。
「結果には満足しているが、女子ボクシングを盛り上げるという意味ではまだまだ。一番は米国で試合をすること」と2023年の目標を掲げた。
「結果には満足しているが、女子ボクシングを盛り上げるという意味ではまだまだ。一番は米国で試合をすること」と2023年の目標を掲げた。
各賞受賞者
各賞受賞者は以下のとおり。
■最優秀選手賞(MVP)
前バンタム級4団体統一王者
井上尚弥(大橋) 5年連続6回目
■技能賞
WBA・WBC世界Lフライ級王者
寺地拳四朗(BMB) 初受賞
■殊勲賞
前WBO世界フライ級王者
中谷潤人(M・T) 2年ぶり2度目
■努力・敢闘賞
WBOアジアパシフィック・フェザー級王者
阿部麗也(KG大和) 初受賞
■KO賞
前バンタム級4団体統一王者
井上尚弥(大橋) 3年連続6回目
■新鋭賞
OPBF東洋太平洋Sバンタム級王者
武居由樹(大橋) 初受賞
■年間最高試合(世界戦)
IBF・WBA世界ミドル級王座統一戦(2022年4月9日、さいたまスーパーアリーナ、帝拳プロモーション)
ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)vs村田諒太(帝拳)
■年間最高試合(世界戦以外)
WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ(2022年11月1日、さいたまスーパーアリーナ、帝拳プロモーション)
吉野修一郎(三迫)vs中谷正義(帝拳)
■女子年間最優秀選手賞(MVP)
WBO女子世界Sフライ級王者
晝田瑞希(三迫) 初受賞
■年間最高試合
WBO女子世界Sフライ級王座決定戦(2022年12月1日、後楽園ホール、DANGAN AOKIプロモーション)
晝田瑞希(三迫)vs谷山佳菜子(ワタナベ)
■優秀選手賞
前WBO世界Sフライ級王者
井岡一翔(志成)
前世界バンタム級4団体統一王者
井上尚弥(大橋)
前WBA世界Lフライ級スーパー王者
京口紘人(ワタナベ)
前WBO世界ミニマム級王者
谷口将隆(ワタナベ)
WBA・WBC世界Lフライ級王者
寺地拳四朗(BMB)
前WBO世界フライ級王者
中谷潤人(M・T)
■トレーナー賞
加藤健太トレーナー(三迫)
■特別賞
元WBO世界Sフェザー級王者
伊藤雅雪
前WBO女子世界Sフライ級王者
小澤瑶生
元WBA世界Sバンタム級王者
久保隼
前IBFアトム級王者、元WBA世界アトム級王者
宮尾綾香
故・矢尾板貞雄(評論家)
■社会貢献賞
第3代WBC女子世界Lフライ級王者
富樫直美
■日本ボクシング連盟
最優秀選手賞
坂井優太(西宮香風高校)
優秀選手賞
荒竹一真(駒澤大学)
最優秀コーチ賞
友野総一氏
女子最優秀選手賞
木下鈴花(日本体育大学)
女子優秀選手賞
入江聖奈(日本体育大学)
女子最優秀コーチ賞
伊田武志氏
■最優秀選手賞(MVP)
前バンタム級4団体統一王者
井上尚弥(大橋) 5年連続6回目
■技能賞
WBA・WBC世界Lフライ級王者
寺地拳四朗(BMB) 初受賞
■殊勲賞
前WBO世界フライ級王者
中谷潤人(M・T) 2年ぶり2度目
■努力・敢闘賞
WBOアジアパシフィック・フェザー級王者
阿部麗也(KG大和) 初受賞
■KO賞
前バンタム級4団体統一王者
井上尚弥(大橋) 3年連続6回目
■新鋭賞
OPBF東洋太平洋Sバンタム級王者
武居由樹(大橋) 初受賞
■年間最高試合(世界戦)
IBF・WBA世界ミドル級王座統一戦(2022年4月9日、さいたまスーパーアリーナ、帝拳プロモーション)
ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)vs村田諒太(帝拳)
■年間最高試合(世界戦以外)
WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ(2022年11月1日、さいたまスーパーアリーナ、帝拳プロモーション)
吉野修一郎(三迫)vs中谷正義(帝拳)
■女子年間最優秀選手賞(MVP)
WBO女子世界Sフライ級王者
晝田瑞希(三迫) 初受賞
■年間最高試合
WBO女子世界Sフライ級王座決定戦(2022年12月1日、後楽園ホール、DANGAN AOKIプロモーション)
晝田瑞希(三迫)vs谷山佳菜子(ワタナベ)
■優秀選手賞
前WBO世界Sフライ級王者
井岡一翔(志成)
前世界バンタム級4団体統一王者
井上尚弥(大橋)
前WBA世界Lフライ級スーパー王者
京口紘人(ワタナベ)
前WBO世界ミニマム級王者
谷口将隆(ワタナベ)
WBA・WBC世界Lフライ級王者
寺地拳四朗(BMB)
前WBO世界フライ級王者
中谷潤人(M・T)
■トレーナー賞
加藤健太トレーナー(三迫)
■特別賞
元WBO世界Sフェザー級王者
伊藤雅雪
前WBO女子世界Sフライ級王者
小澤瑶生
元WBA世界Sバンタム級王者
久保隼
前IBFアトム級王者、元WBA世界アトム級王者
宮尾綾香
故・矢尾板貞雄(評論家)
■社会貢献賞
第3代WBC女子世界Lフライ級王者
富樫直美
■日本ボクシング連盟
最優秀選手賞
坂井優太(西宮香風高校)
優秀選手賞
荒竹一真(駒澤大学)
最優秀コーチ賞
友野総一氏
女子最優秀選手賞
木下鈴花(日本体育大学)
女子優秀選手賞
入江聖奈(日本体育大学)
女子最優秀コーチ賞
伊田武志氏