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WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(25=ワタナベ)が10月1日にエディオンアリーナ大阪で行われる2度目の防衛戦に向け、19日からフィリピン・マニラ市のエロルデ・スポーツセンターで、21日から26日まではジェネラル・サントス市のワイルドカードジムで強化合宿を敢行。チームメイトで元WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者の谷口将隆(25)、湯場海樹(20)も同行し、地元選手を相手にしたスパーリング中心のメニューを精力的に消化している。
挑戦者の久田とばったり遭遇
その京口は19日、挑戦者で同級1位の久田哲也(34=ハラダ)と遭遇。久田も初の世界戦に向け、和歌山・白浜キャンプに続くフィリピン合宿でトレーニングを積んでおり、二人の地元・大阪で最高の試合をしようと健闘を誓い合った。
みんな元気ですと井上トレーナー
3人を指導する井上孝志トレーナーは、「皆いい感じで動けてます! マニラでは久田選手に偶然出会うなど驚くこともありましたが、選手みんなが海外慣れしてるし、 海外に出れば強い選手が普通に目の前で練習してますから。 今回のテーマは『ハングリー』。昭和チックな田舎街で、どんな環境でも戦う強い力を養わせたい」とコメントを寄せた。
京口はパラスとも拳を交えた
さらに京口は、ワイルドカードジムで昨年5月に挑戦者として迎えたビンス・パラス(20)と再会。21日にはスパーリングもしたようで、「精力的にスパーをこなし、調子が目に見えて上がってきてます! パラスとも良い内容で終えました」と報告。久田との大阪決戦に向け、「大阪のファン、そして全国のファンの皆さんに良い試合を魅せられることを約束出来そうです!」と頼もしい言葉で好調をアピールした。