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WBC(世界ボクシング評議会)世界フライ級王座決定戦で、同級1位の寺地拳四朗(32=BMB)と対戦する同2位のクリスオファー・ロサレス(29=ニカラグア)が3日、成田空港到着便で来日した。5年10ヶ月ぶりの王座奪還に燃えるロサレスは、長旅の疲れも見せずに順調ぶりをアピールした。
アマプラで生配信されるこの試合は、10月13日(日)に有明アリーナで行われる。
米国のレイク・タホでのトレーニングを打ち上げて、トレーナーのネスト・アビラ氏と来日したロサリオは、通常通り160ラウンドのスパーリングで積んで、「パワフルで、いいボクサー」と評価する拳四朗対策を入念に行ってきた。
時折笑顔を見せたロサリオ
今年に入ってからは、サウル・カネロ・アルバレス(34=メキシコ)のトレーナーを務めるエディ・レイノソ氏の指導を受けるようになったというロサリオは、「元々はファイタータイプのボクシングが好きだが、スピードを生かして、距離を取るボクシングを学んだ」と、ファイトスタイルの引き出しが増えたことに自信を示し、「ゴングが鳴れば、KOを狙いにいく」と述べ、「フックが得意だが、倒すパンチを色々用意している」と笑顔で取材に答えた。
世界王座奪還へスパーリングは160ラウンド
王座返り咲きを目指すロサリオは、「2018年の試合をリピートしたい」と初戴冠を果たした日本のリングで、もう一度栄光を掴みにきた。今年3月の試合はバンタム級で行われたが、「調整試合だった」とし、今の主戦場はあくまでもフライ級で、「体重調整もコントロールできている」とした。
ロサリオと同じニカラグア出身のスーパースター、ローマン・ゴンサレス(37=ニカラグア)は、ロサリオのお母さんと兄弟ということで、ロマゴンは叔父さんにあたる。