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[公開練習]2024.10.1

ユーリ阿久井政悟「一番目立った試合をする」

 WBA(世界ボクシング協会)フライ級王者のユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)が1日、都内の帝拳ジムで報道陣に練習を公開した。

 岡山のジム所属として、初の世界チャンピオンに君臨している阿久井は、10月13日(日)、有明アリーナで開催される「Prime Video Boxing10」で、同級7位のタナンチャイ・チャルンパック(24=タイ)を迎えて2度目の防衛戦に臨む。

週5回のスパーリングを敢行
 会見に臨んだ阿久井は、「気になることも落ち込むこともなく、順調に仕上がっている。このままいけば良い状態でリングに上がることができる」と落ち着いた表情で、現在のコンディションを伝えた。

「相手によってスパーのテーマを変えた」

 9月3日(火)から帝拳ジムでスパーリング合宿を行っており、「相手によってテーマを変えて臨んだ」と、WBO世界ライトフライ級1位の岩田翔吉(28=帝拳)、元世界2階級制覇王者の京口紘人(30=ワタナベ)、元WBO-APフライ級王者の山内涼太(29=角海老宝石)、WBA世界ライトフライ級6位の高見亨介(22=帝拳)、A級ボクサーの小川寛樹(25=帝拳)といったトップ選手と、週5回スパーリングを重ねた。
挑戦者の勢いを警戒
 挑戦者のタナンチャイは、今年8月に畑中建人(26=畑中)が保持するWBO-AP王座に挑戦し、判定勝ちでタイトル奪取に成功。それからわずか2ヶ月で阿久井に挑む。阿久井は「タイ人特有の独特のリズムを持っている。前戦は日本で勝っているので、自信満々に来るはず」と、警戒心を強めた。
「目の前の試合に勝つことに集中している」
 13日から2日間にかけて行われる「Prime Video Boxing」には、阿久井と同じ1995年生まれのボクサーが5人出場する予定で、大きな話題を呼んでいる。「アマチュア時代にライトフライ級で戦っていた選手が、こうして集まっている。自分は(アマ時代は)大した成績を残せなかったが、トップ選手の中にいることがうれしい」。

 高校卒業後は、地元岡山でプロボクサーになり、4回戦ボクサーからスタート。全日本新人王、日本チャンピオン。そして世界チャンピオンまで上り詰めて、今ではビッグイベントに名を連ねるまでのサクセスストーリーを築いている。しかし、感傷に浸るつもりはない。「今は気にする余裕はない。自分のことで精いっぱい」。
「王座統一戦はチャンピオンとしての価値を上げてから」
 フライ級が盛り上がりを見せている。同じ日には寺地拳四朗(32=BMB)がWBC世界フライ級王座決定戦に出場。翌日(14日)には、WBO王者のアンソニー・オラスクアガ(25=米)が初防衛戦に臨む。

 王座統一戦に期待が高まるが、「次戦を勝てば、先も見えてくるが、まずは勝つこと。チャンピオンになったばかりなので、皆(王者としての)価値を上げてから統一戦ができれば」と、世界チャンピオンとしての考えを示した。
阿久井のテクニックに注目!
 初防衛戦後の7月から勤務している警備会社に職場復帰し、午前9時から午後5時まで働いてからジムワークをしている。世界チャンピオンになり、ファイトマネーなど収入も大幅にアップしたが、「岡山でボクシングだけしていても、他にすることがないから。練習のリズムを作るため」と、4回戦時代から続けてきた生活リズムを崩さない。

 会見後には、シャドーボクシングを1ラウンド、サンドバッグ打ちを2ラウンド披露。サンドバッグにテンポよくコンビネーションを叩き込み、仕上がりの良さを感じさせた。

 「たくさん試合がある中で、一番目立った試合をする」。岡山の星が磨き上げてきたテクニックとパワーでタイの刺客を撃破する。

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