芹江ボクモバブログ

体調は万全。
まずこのスパーリングをいい形でこなさないと福島選手との試合でも最高の状態で戦えない。
最強の相手。
最初から全力で。

闘う時まで今は落ち着かせて。

これからヨネクラジムへスパーリング。
誰と戦うんだろ。
ジムに向かう途中の緊張感が好き。

体調も万全。
スタートから全力でぶつかりにいこ。
叩かれたら叩かれたで次のラウンドや次回の課題。

やっと自分のボクシングができるようになった。

長かった。

ひとつひとつ確認しながらだったから2ヶ月かかった。2ヶ月前はどうしたらもどるかとか、ほんとにもどるかとか、もどるかもどんないか分かんないならこのままの戦い方で強くなるしかないかとか考えてたけど、前のまんまだと自分自身しっくりこないボクシングだったから覚悟決めてもどせるとこまでもどしてみようって。前の考えだと試合2週間前まで新しいことや、やりたいこと試合相手の対策とかやって試合前2週間きったらそれを含めて自分の戦い方と合わせようとしたけど、2週間じゃムリ。減量も大詰めだし試合の緊張感も高くなってるし疲労もたまってる頃だし。2週間じゃムリ。
考えがあまかった。ってことに気づいてよかった。強いかは別としてもどったことはたしか。あとはこれから。もどったからってまた新しいことばかり挑戦したらもう二度ともどらないような気がするし。欲張んないように楽しくできるボクシングだけ自分にプラスして。

ちょっと進んで止まって見直して少し覚えたこと合わせてまた見直して。同じ練習時間でも3倍4倍くらい時間を使ってる気がする。
以前とどれだけ量と質を間違えてたか分かる。
練習してない時はできるだけ頭でいいイメージと自分の形を忘れないように復習して、練習の時間になったらスパーリングやサンドバックで確認。うまくできたら少し先に進む感じ。気を抜くといい感覚を忘れてしまいそうで怖いし。3歩進める時もあれば1歩も進まない時もあるけど、進まない時でもじゅうぶん得してる感じ。損はしてない。

今までの基本のボクシングに今まで先生やトレーナーから教わったことを少しずつ取り入れて。基本の上に新しいこと。新しいことだけやろうってことじゃなくて、少しずつ重ねてく感じで。A+B、A+C、A+Dって試してけっきょくA+Bが一番いいって再確認できたり。最初からA+Bだけで終わらないで遠回りしてもどってきてるから自信になる。だけど+ばかりじゃなくAだけのほうがまたよかったり。なんか数学みたいでおもしろい。

8月9日 月曜日 後楽園ホール セミファイナル。

相手は福島学選手(花形ジム)。
50戦36勝(20KO)10敗4分。
元日本スーパーバンタム級チャンピオン。元東洋太平洋チャンピオン。

キャリアある選手と戦えるのは光栄。全力で倒しに行きます。

試合終わって１ヶ月近く、練習はひとつのことをずっと繰り返してるだけ。
2時間、3時間のトレーニングの時間をひたすらそのひとつのことの繰り返し。同じ場所でそのひとつを集中して、スパーリングしてまたひとつのことに集中。ボクシングの基礎っていうか伴流の基礎っていうのを体に染み込ませるため。明日からはあの練習も取り入れ始めようかって思っても、もしかしたらまだ体に染み込んでないかもしれないから明日しっかりできたら次の日からやろう…ってここ最近毎日そんな感じで。でもぜんぜん嫌じゃない。ひとつのこと集中してたらあっという間に時間たっちゃうけど他のこと考えようとは思わない。
今まで新しいことばかりやっても元のボクシングが崩れてるから新しいことの形だけできて中身がともなわなかったし、つながらなかった。
おかげで今は楽しくボクシングができてる。
覚えたことは書いてビデオに録画するように。新しいことやるとどうしてもスタイルを崩さなきゃいけない時もあるし。だから今のうちどんな手段使っても忘れないようにしとこうと思って。

そろそろ次の練習も取り入れようかと。でも9(今までの練習):1(次の練習)の割合で。

福島学選手(花形ジム)との防衛戦が決まりました。この前の防衛戦が終わっても終わった気になれなくて。試合が終わってすぐに練習開始。それは次に誰かと戦う準備や用意じゃなく、自分との闘いの始まりで。
今は少しでもボクシングをやらない時間が嫌で。ちょっとずつ完成目指して練習してることを忘れたくなくて。
今は楽しく自分を作ってます。それはムリヤリなスタイルじゃなく自然に力が抜いてできる戦い方で。

福島選手と戦う時にはできあがっているはず。
努力します！

いろいろ新しいことを取り込もうとしすぎてボクシングがまだまだ整理しきれてないから、量と質を間違えないように練習しないと。
玉越選手との試合VTR見なおすと、なんであーゆーことしなかったのかなとかこーゆー動きしなかったのかなとか、頭に血がのぼりすぎてるとか思ったけど、考えてる動きができなかったのも玉越選手がうまくてそれをさせてくれなかったって思うし、考えてた動きをしていたら逆にカウンターをもらったりでもしかしたら違う結果になっちゃってたのかもしれない。
でもその動きが瞬時にでない判断できないってことは練習不足。一から見直さないと。

今夜はキックボクサー山本元気さんとスパーリング。山本元気さんもうすぐ試合だから。

試合終わってチャンピオンベルト見るたびにうれしく思う。
何代も受け継がれてきたチャンピオンベルト、このベルトをかけて何十回も繰り返されたタイトルマッチ。大切にしないと。
絶対渡さない。
でも弱ければ穫られるから強くならないと。

次の試合決まって減量になる前に食べたいもの食べまくろ。試合前から「珍味」気になってたから珍味探し。他の選手の試合観戦したりして勉強しよ。
減量終わったから今はふつうの生活できるだけで幸せ。