見どころ:3度目の防衛戦の天海が約11年ぶりに関西のリングに上がる。天海は、鉄壁のディフェンスと多彩なコンビネーションで防衛記録を伸ばし、まったく衰えを感じさせない。アウェー戦でチャンピオンとしての強さを示す。この難攻不落のチャンピオンに挑むのが、世界初挑戦の緒方だ。キャリア序盤は1勝5敗と黒星が先行したが、そこから勝ちを重ねてOPBFとWBOアジアパシフィック王座を獲得した。キャリアとテクニックがある天海にどのような秘策を持ってくるのか。

見どころ:前WBOアジアパシフィック王者冨田の再起2戦目。冨田は、昨年12月の試合で日本ランカーの井上夕雅(尼崎亀谷)と対戦。スピードと出入りを活かしたボクシングで判定勝ちした。浅海は、昨年11月に2019年全日本新人王の表祥(SFマキ)に判定勝ちしランク入り。ワンツー、左フックを軸に戦う好戦的なタイプだ。浅海が積極的に仕掛け冨田が迎え撃つ展開が予想される。王座返り咲きへアピールしたい冨田と、上位を目指す浅海が真っ向から激突する。

石橋棄権 試合中止