見どころ:2019年大晦日にWBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王座決定戦に出場した久我だったが、まさかの初回KO負けを喫した。しかし、試合間隔が空いたことはプラスに働くのではないだろうか。心身ともに復活した久我が再起を目指す。挑戦者の古橋は、これが約4年4ヶ月ぶりの日本王座挑戦。日本タイトル戦以来8連勝中と好調をキープしている。3度目の正直で悲願の王座奪取を狙う。両者とも好戦的なタイプで序盤から激しい打撃戦は必至だ。

見どころ:日本2階級制覇を達成した坂のV1戦。昨年12月に末吉大(帝拳→引退)に挑戦した坂は、初回からエンジン全開で主導権を支配すると、6回にダウンを奪い難攻不落の王者を破った。フェザー級王者時代に成し遂げることができなかった初防衛を目指す。挑戦者の渡邉はこれが3度目の日本タイトル挑戦。2012年7月に天笠尚、2015年10月に細野悟に挑戦し惜敗している。3度目の正直で悲願のベルト奪取を誓う。両者とも前戦を良い形で勝っていて上り調子だ。接戦が予想される中、ジャッジにどれだけ攻勢をアピールできるか。

見どころ:ここまで7戦全勝(6KO)のワタナベジム期待のホープ宇津木は、10月に行われた予選で鮮やかなKO勝ちで存在感を示した。プロ入り後初のサウスポーとの対戦でどのような対応を見せるのか。脇田は、10月以来の再起戦。勝てばランキングをゲットできるだけにモチベーションも高い。サウスポーの利点を活かし早めにペースを握りたい。