見どころ:デビューから11戦全勝の若き王者森が3度目の防衛戦。森はコロナ禍で試合が決まらない中でも、モチベーションを下げることなく故郷の熊本県で徹底的に走り込んで下半身強化に努めていた。世界ランキングもWBO4位に上昇し世界をアピールするためにも強さを見せたいところだ。挑戦者の溜田は昨年11月のフェザー級トーナメント予選で敗れて以来の再起戦となる。試合によって仕上がりにムラがあるが、ツボにハマった時の爆発力は魅力的だ。ベルトと世界ランクが手に入るチャンスとあってモチベーションも高い。打ち合いに勝機を見出す溜田に対し、森がどの距離で戦うのか?

見どころ:利川はフィジカルと気持ちの強さを全面に押し出す右ボクサーファイターで日本ランキング1位まで上り詰めた。来年のタイトル挑戦のためにも落とせない一戦だ。ジム移籍初戦の小林は、長いリーチを活かした強打が武器で、チャンスに畳みかける決定力も持ち合わせている。

木村棄権 試合中止