見どころ:日本人ボクサーで世界に最も近い男と言われてきる中谷の待望の世界初挑戦。171�pの長身サウスポー中谷は遠い距離から繰り出される左のロングフック、接近戦では左右のショートアッパーが得意な万能タイプでキレ味鋭いカウンターも併せ持つ。新人王→日本ユース王座→日本王座を着実にステップアップを図ってきた。拳を交えるマグラモは上体でリズムを取りながらショートパンチを上下に打ち分けるのが得意なファイタータイプだ。中谷としては飛び込んでくる相手にアッパーで出鼻を挫きたい。新たなスター誕生の瞬間をお見逃しなく。

見どころ:デビューから13戦全勝の辰吉が、2016年10月以来の後楽園ホールのリングに上がる。辰吉はキャリア初のサウスポーとの対決。今村はアマチュア52戦32勝20敗の成績を残し2019年3月にプロデビュー。3戦目で日本ランカーに挑む。テクニックがある今村だが、手数が多く打ち合いもできる。左右とも破壊力抜群のパンチ力を誇る辰吉は、打撃戦に持ち込み強打を打ち込みたいところだ。辰吉にとってキャリアを積み重ねる意味でも大きな一戦になるのではないだろうか。