注目:フランプトンが持つWBOフェザー級暫定王座の初防衛戦の相手は、WBO5位でここまで16戦16勝(7KO)のジャクソンとなった。フランプトンは今年4月に元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン/米国)と対戦。判定勝ちで同タイトルを獲得した。ジャクソンは12年ロンドン五輪オーストラリア代表を務めた元オリンピアン。王者は165cm、挑戦者は169cm、とともに上背こそないが、両者とも手数の多い好戦的なファイタータイプ。当日は激しい手数からのペースの奪い合いが行われそうだ。

注目:4月に比嘉大吾(白井・具志堅)からベルトを奪ったロサレスの初防衛戦。相手はわずか5戦目で世界初挑戦となるバーンズ。王者にとってアウェイとなる北アイルランドでの防衛戦は高度な技術戦になりそうだ。挑戦者はオリンピック3大会に出場し、2度ライトフライ級で銅メダルを獲得した。ロサレスは比嘉戦でみせた積極的な攻撃と、プロ30戦のキャリアを発揮できるかベルトを守るポイントとなるだろう。