注目:ノンタイトル戦で行われるサバイバルマッチほどコアファンの心を掴む試合はない。2016年にラスベガスで世界挑戦した大沢宏晋だが、振り返ってみると、改めてあの舞台の大きさに驚かされる。パッキャオ(比)、ドネア(比)、ゾウ・シミン(中国)との競演だったのだ。負けた後、モチベーションを上げ直すところから始まった再挑戦への道。この対戦がハイリスクなのは、お互いに承知していることだが、この試合が組まれたということは、世界に向けて正しい方向に向かっていることの証でもある。一方、昨年は天国と地獄を味わった久保隼は、この試合が再起戦。しかも、フェザー級での門出となる。ただ、階級を上げて世界ランク入りを果たしている以上、言い訳はできない。試合はゴールデンウィーク前半の土曜日! ボクシングファンも見に行けないなんて、言い訳はできない! 関西が誇る世界水準のフェザー級ノンタイトル10回戦。よっぽどの覚悟を決めてリングに上がる二人の激突は、会場生観戦をお勧めする。