注目:村田の初防衛戦。挑戦者にEBU(ヨーロッパ)王者ブランダムラを迎える。EBU王座はヨーロッパから世界を目指すボクサーの最終関門となっていて、ブランダムラは2016年12月に自身3度目の挑戦で、ようやく手に入れている。昨年6月には初防衛にも成功し、今回、村田への挑戦が決まったのだが、2014年には、現WBO世界王者のビリー・ジョー・サウンダース(英国)ともこのEBUのベルトを競っている。サウンダースの名前を聞いてピンときた方はボクシング通。世界ランキング上位につけていた村田が一時期ターゲットにしていたこともある選手だ。今となっては、2人が対決するならば、王座統一戦ということになるので、対戦の可能性は少ないが、そういったビッグマッチやファンも期待するゴロフキンやカネロといった超スーパースター達との夢の対決を実現するためには、ロンドン五輪金メダリストの村田といえども、世界王座に就いたばかりの今の段階では、相対的な評価を更に上げる必要がある。従って、主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)のうち3団体の世界ランキングに名を連ね、欧州所属の選手にとっての王道、EBU王座を獲得して世界挑戦権を手にしてきたブランダムラは、もってこいの相手ではないだろうか。ランキング10位という評価を絶対評価として高を括るには危険な相手。KO決着を期待したいが、楽な相手ではない。

注目:デビュー戦から続くKO勝利。日本新記録が懸かったプロ『16』試合目が世界王座3度目の防衛戦となるWBC世界フライ級チャンピオン比嘉大吾(白井・具志堅)。

注目:日本ユース王者で超注目選手、中谷潤人が世界ランカーに挑む!抜群のボクシングセンスは必見!