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ガルシアvsピーターソン
2015年4月11日(土) 23:00開始
会場:バークレイズ・センター(ニューヨーク)
VS

WBA、WBC世界スーパーライト級王者のガルシア(27)とIBF王者のピーターソン(31)が143ポンド(約64.8キロ)契約のノンタイトル12回戦で拳を交える。ガルシア(29戦全勝17KO)は3年前にWBC王座を獲得し、3ヵ月後にはWBA王座も手中に収め、通算5度の防衛を果たしている。しかし、昨年はV5戦で大苦戦し、8月は無名相手に無冠戦(2回KO勝ち)と、アミール・カーン(英)、エリック・モラレス(メキシコ)、ザブ・ジュダー(米)、ルーカス・マティセ(亜)といった元王者たちを退けていたころの勢いはみられない。このあたりで再び強烈なアピールがほしいところだ。対するピーターソン(36戦33勝17KO2敗1分)は2年前の無冠戦でマティセに痛烈な3回TKO負けを喫したが、その後は2連勝と復調を印象づけている。こちらもスター戦線に残るためには内容のともなった勝利が必要だ。12対5のオッズが示すように左フックという決め手を持っているガルシアが有利だが、ピーターソンにも十分に勝機があるカードといえる。
VS

スピードで勝る前王者クィリンが5対2で有利とみられているが、サウスポーのリーが繰り出す右フックには一発KOの威力があるだけに予断は禁物といえる。初防衛戦となるリーは36戦34勝(24KO)2敗、昨年9月に返上した王座への返り咲きを狙うクィリンは31戦全勝(22KO)。

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