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[ニュース]2010.3.10

大久保、東洋王座陥落

 9日、後楽園ホールで開催された東洋太平洋フライ級タイトルマッチ、王者・大久保雅史(青木)4度目の防衛戦は、指名挑戦者・東洋同級1位ロッキー・フェンデス(比国)を下し、世界挑戦を大きくアピールしたい重要な一戦であった。
 両者は立ち上がりから接近戦を挑み、大久保がロッキーの攻撃を巧みにブロックし、左フックはダッキングで空振りさせたが、手数でロッキーが大久保を上回った。試合は判定に持ち込まれ、判定0-2(114-114・113-115・114-116)でロッキーが大久保を下し、東洋太平洋フライ級新王者に輝いた。大久保は4度目の防衛に失敗し、東洋王座から陥落する結果となってしまった。
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 王座を奪われ、鎮痛の面持ちで会見に臨んだ大久保は「しょうがない。終盤、左フックをもらったのは見えて無かったという事。手数を出す練習をして来たが、その成果が出せなかった。手数が少なかった。ロッキーに先手を獲られた」と敗戦を振り返った。ロッキーの印象について大久保は「パンチはあった。パンチを中で殺すつもりだったが、外になってしまった」と言葉少なに語った。ここで青木ジム有吉会長が「ロッキーはパンチがあって(大久保が)中に入れなかった。そこの部分を修正すれば良かった」と敗因を語り、今後の大久保について「ここで勝って世界と思ったが、まだチャンスは来ると思う。イチからやり直し。東洋でも日本でもジックリ狙って行きます」とした。
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 一方、新王者となったロッキーは「今、とても幸せ!この試合の為に日本に呼んでくれたプロモーターに感謝している。相手の大久保も非常に強かった。とても難しいタイトルマッチだったがベストを尽くした。試合途中で(右目上を)カットしたが気にせず戦えた。王者になれて嬉しい!」と笑顔で語った。
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 東洋太平洋フライ級王者となったロッキー・フェンデスは、この勝利で世界ランキングも手にする事となった。マニー・パッキャオを筆頭に、フィリピンパワーが席巻する世界のボクシング界。先日、松田直樹と東洋太平洋フェザー級王座決定戦を争ったビンビン・ルフィーノは判定2-1で敗戦を喫したが、勝った松田が舌を巻く程の強さを見せた。
 2010年、日本ボクシング界にもフィリピンパワー旋風が巻き起こるのか!?東洋王座を奪われてしまった大久保のタイトル戦線復活に期待したい。

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