フューリーVSチゾラは延期

　26日に英国マンチェスターのフォンズ4Uアリーナで行われる予定だったヘビー級の英国人世界ランカー対決、タイソン・フューリー(25)対ジンバブウェ出身のディレック・チゾラ(30)は、チゾラが練習中に拳を痛めたため延期となった。

　チゾラは今回の英国&欧州王座決定戦に向けた最後の仕上げのスパーリングで左拳を骨折したと伝えられる。プロモーターはチゾラの治癒を待って新たな日程を探るとしており、年内には試合が行われそうだ。両者は11年7月に対戦したことがあり、そのときはフューリーが明白な差をつけて12回判定勝ちを収めている。フューリーは昨年、元世界2階級制覇王者デビッド・ヘイ(英)との対戦も相手のケガで流しており、このところ少々ついていない。なお、26日のイベントはセミ格だったミドル級の世界ランカー、ビリー・ジョー・サンダース(英)対エマヌエル・ブランダムラ(イタリア)の試合をメインに繰り上げて行われる。サンダースは08年北京五輪に出場した実績を持つ24歳。プロ戦績は19戦全勝(10KO)。ブランダムラは22戦全勝(5KO)。