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前WBC世界ミドル級王者セルヒオ・マルチネス(39=亜)が、現役を続けることになった。マルチネスは6月7日にミゲール・コット(33=プエルトリコ)に4度のダウンを喫して10回TKO負け、進退が注目されていた。
セルヒオ•マルチネス
これは専門サイトboxingscene.comがマルチネスのアドバイザー、サンプソン・リューコビッツ氏をニュースソースとして報道しているもの。同氏は「この前、マドリード(スペイン)にあるマルチネスの自宅でビジネス・マネージャーのミゲール・デ・パブロス氏と3人で会って話し合った。マルチネスは元気だったし、王座返り咲きに意欲をみせていた」と話している。コット戦では初回に3度のダウンを喫するなど、まったくいいところなく敗れ去り、ブランクや手術した膝の影響とともに限界説も囁かれていた。これに関してリューコビッツ氏は「いや、1ラウンドの最初に食らった左フックですべてが狂った。ボクシングではよくあること」と、敗因を分析している。再起戦の時期や場所は未定だが、陣営は「世界ランカーとの試合を組む」と強気な姿勢をみせている。