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WBA、WBO世界フライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(24=メキシコ)が9月6日、メキシコシティのアレナ・ヌエボ・メヒコでWBO同級1位ジョバニ・セグラ(32=メキシコ)と防衛戦を行うことが発表された。
エストラーダは昨年4月にブライアン・ビロリア(比/米)から王座を奪い、フィリピン選手を相手に2度防衛をこなしている。一方、元ライトフライ級王者のセグラは2階級制覇を狙うことになる。戦績はエストラーダが28戦26勝(19KO)2敗、セグラは36戦32勝(28KO)3敗1分。高いKO率を誇る強打者同士のカードだが、高地メキシコシティでの試合ということで、両者ともスタミナを強化しないとスタミナ切れで後半は凡戦ということになるかもしれない。
セミファイナルでは、WBA女子世界スーパーバンタム級王者ジャッキー・ナバ(メキシコ)が、WBC王者アリシア・アスリー(ジャマイカ)と統一戦を行う。46歳のアスリーは2度、メキシコでタイトルを防衛している。ナバはフットワークが軽快なボクサーファイターだけに、ナバが苦戦する可能性もある。
重江誉寛
7月26日、メキシコのエパソユーカン・パチューカ州で、日本の重江誉寛(真正)が、IBF世界バンタム級15位のロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)とIBFのインターナショナル・バンタム級タイトルマッチを行うとメディアに発表があった。
ゲレロは昨年9月に亀田大毅に判定負け後、今年2月には元世界ランカーのダニエル・ロサス(メキシコ)の連勝をストップして再起を果たしたが、試合内容は芳しいものではなかった。重江にもチャンスがありそうだ。
7月19日にメキシコのゲレロ州イスタパ・シファタネロでネリ・サギジャン(メキシコ)とNSNBCシルバー・ライト級王座決定戦を行う岡田誠一(大橋)は、試合地に到着して戦いを待っている。「ボクシングは紳士のスポーツであり、ダンスをしたり覆面で顔を隠してリングに上っているサギジャンに『それは違うぞ』と思い知らせたい」と、岡田は闘志のこもったコメントをしている。
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