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[試合結果]2014.7.13

ララVSアルバレス

 スーパーウェルター級のトップ同士のカード、WBA王者エリスランディ・ララ(31=キューバ/米)対前WBA、WBC王者サウル・アルバレス(23=メキシコ)の155ポンド(約70.3キロ)契約ノンタイトル12回戦は12日(日本時間13日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われた。
※ララ対アルバレスは14日(月)夜9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送の予定。
アルバレス
○サウル・アルバレス(メキシコ)
 12回判定(2対1)
×エリスランディ・ララ(キューバ/米)
ララ-アルバレス

 リングコールの際にブーイングで迎えられたララと、熱狂的な歓迎を受けたアルバレス。人気面では大きな差があるが、実力差はほとんどないとみられていた。サウスポーのララが遠い距離から右リードを伸ばし、アルバレスがじわじわと追う展開でスタート。2回になるとアルバレスが圧力を増し、ララが忙しく左右にステップを踏み始める。早くも馬力のアルバレス、スピードとテクニックのララという構図が浮き彫りになった。身長で4センチ、リーチでは13センチも勝るララは小手先のパンチを出してはステップを踏み、アルバレスは追うものの手数が少ない。4回、やや強引に前進したアルバレスは単発でボディブローをヒット、その後も左右を強振してララを脅かしたが、ミスも目立った。5回、今度はララが右フックを狙い始めるが、アルバレスは構わず強引に距離を詰めて出る。ボディが効いてきたのか、徐々にララの動きが落ち始める。
 前に出るアルバレス、後退と左右への動きに徹するララ。折り返し点を過ぎても展開に大きな変化はみられず、優劣の見極めが難しいラウンドが続いた。7回、左アッパーを浴びたララは右目上をカット、ハンディキャップを抱えながら後半戦に突入していった。9回、正面突破を狙うアルバレスに対しララはときおり左右の軽打をヒット。相手の前進を止めることはできなかったが、10回にもララのストレートがアルバレスの顔面を弾くシーンがみられた。終盤になって冴えのあるアウトボクシングをしたララは、手数の少ないライバルから貴重なポイントを奪っていった。最終回、アルバレスは強引に間合いを詰めて上下に強打を打ち分けたが、攻勢を印象づけた反面、効率の悪さも目立った。
 噛み合わせの甘いまま試合は終了。案の定、ジャッジの見解は2対1に分かれたが、115対113、117対111で二者がアルバレス、もうひとりは115対113でララを支持していた。勝ったアルバレスは「マラソンをしに来たんじゃない。歩き回っていては勝てないよ。もっといい試合を見せたかったが…」と憤懣やるかたなしといった様子だった。次戦は11月22日に予定されているが、「少し休みたい」と話すに留めた。右目下が赤黒く腫れ上がっていたアルバレスは46戦44勝(31KO)1敗1分。ララは23戦19勝(12KO)2敗2分。敗れはしたが、スーパーウェルター級のリミットを超過した契約体重での試合ということでWBA王座は保持したままとなる。

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