ブローナーVSマティセ?

　3階級制覇の実績を持つエイドリアン・ブローナー(24=米)と、前WBC世界スーパーライト級暫定王者ルーカス・マティセ(31=亜)という好カードが実現に向かって動いている。

　ブローナー対マティセのカードは9月13日に計画されているフロイド・メイウェザー(米)対マルコス・マイダナ(亜)の再戦のアンダーカードとしてプランに挙がっているが、ブローナー自身はその1週間前の9月6日が試合日だと示唆しており、まだ確定には至っていないようだ。ブローナーは昨年12月にマイダナに2度のダウンを喫して判定負け、WBA世界ウェルター級王座を失い、今年5月にはスーパーライト級で再起を果たした。一方のマティセは昨年9月にダニー・ガルシア(米)にダウンを喫して判定負けを喫し王座を失った。今年4月の再起戦ではジョン・モリナ(米)に11回KO勝ちを収めたが、2度のダウンを喫するなど不安定な戦いぶりだった。戦績はブローナーが30戦28勝(22KO)1敗1無効試合、マティセが39戦35勝(33KO)3敗1無効試合。