8/16 フィゲロアVSエストラーダ

　WBC世界ライト級王者オマール・フィゲロア(24=米)の2度目の防衛戦が8月16日、1位の指名挑戦者ダニエル・エストラーダ(29=メキシコ)を相手に米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われることが確定的となった。

　フィゲロアは昨夏、荒川仁人(八王子中屋)との決定戦を制して暫定王座を獲得。その後、エイドリアン・ブローナー(米)の王座剥奪を受け正王者に昇格。今年3月に予定されたリカルド・アルバレス(メキシコ)との防衛戦は自身の負傷で流したが、4月にはアマ時代に5戦全敗だった宿敵ジェレミー・ベルモンテス(米)に判定勝ちを収めて初防衛に成功した。戦績はフィゲロアが24戦23勝(17KO)1分、エストラーダが35戦32勝(24KO)2敗1分。まだゴールデンボーイ・プロモーションズから正式発表はないが、試合はショーン・ポーター(米)対ケル・ブルック(英)のIBFウェルター級戦、サキオ・ビカ(カメルーン/豪)対アンソニー・ディレル(米)のWBCスーパーミドル級戦と併せたトリプル世界戦として行われる模様だ。WBCは昨年の総会でエストラーダを指名挑戦者として認定しており、今年3月に荒川に勝ったホルヘ・リナレス(帝拳)はその次の指名挑戦者となる。