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★7月19日に中国特別行政区マカオのイベントに出場を予定している元世界2階級制覇王者ブライアン・ビロリア(比/米)の相手候補として、ホセ・アルフレド・スニガ(メキシコ)の名前が挙がっている。30戦24勝(12KO)5敗1分のスニガはWBAライトフライ級の暫定王座決定戦では不運な判定に泣いたが、常に番狂わせで這い上がってきた逞しさがあるだけに、ビロリアも油断は禁物だ。
★7月12日に米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでエリスランディ・ララ(キューバ/米)と対戦する前WBA&WBC世界スーパーウェルター級王者サウル・アルバレス(メキシコ)が、今回の試合に備えてプールを利用した水中トレーニングを採り入れた。アルバレスは「おもに心肺機能の向上と筋力強化に役立っている」とコメントしている。
★WBC世界スーパーフェザー級1位のエドガル・プエルタ(メキシコ)が、同級王者の三浦隆司(帝拳)に挑戦か――プエルタのプロモーターでもあるプロモーション・デ・プエブロのオスワルド・クチュレ代表が「三浦陣営と対戦の交渉をしている」とメディアに明かした。プエルタは左のボディブローを得意とするボクサーファイターで、戦績は28戦23勝(19KO)4敗1分。プエルタの出世試合は3年前のハビエル・プリエト(メキシコ)戦で、4回にボディブローで現WBCライト級5位のプリエトをKOしている。三浦戦が決まればスリリングな試合になるだろうとメキシコのファンも楽しみにしている。
★今週末、メキシコのヌエボ・レオン州のグアダルペで、三浦隆司(帝拳)のWBC世界スーパーフェザー級王座に挑戦したダンテ・ハルドン(メキシコ)が、17戦全KO勝ちのアドリアン・エストレージャ(メキシコ)と対戦する。今年1月、松田雄太(SFマキ)に5回TKO勝ちを収めているエストレージャは、「ハルドンに勝って自分が三浦に挑戦したい」と話している。セミファイナルには元WBA&IBF女子世界フライ級王者アレリ・ムシーニョ(メキシコ)が、WBCの挑戦者決定戦でサムソン・トル・ブアマス(タイ)と対戦する。ムシーニョは「アメトラジャドラ(機関銃)」の異名を持つ連打型の選手。この試合に勝って真道ゴー(クラトキ)の持つWBC女子世界フライ級王座への挑戦を狙っている。
★7月5日、メキシコのユカタン州メリダでは、WBC世界スーパーフェザー級15位にランクされる地元のヒーロー、ミゲール・ベルナチェの再起戦が行われる。前戦でルイス・フローレス(コロンビア)に初回で倒され初黒星を喫したベルナチェだが、今度の相手カルロス・マヌエル・レイジェス(ドミニカ共和国)も24戦21勝2敗1分と好戦績を残しているだけに、厳しい戦いが予想される。