ファレナスが挑戦権獲得

　IBF世界スーパーフェザー級4位のマイケル・ファレナス(30=比)は2日(日本時間3日)、米国コネチカット州マシャンタケットで同級11位のマーク・デイビス(27=米)に8回TKO勝ちを収め、近い将来の王座挑戦権をゲットした。

　ファレナスは2年前に内山高志(ワタナベ)の持つWBA世界スーパーフェザー級王座に挑戦、3回負傷引き分けに泣いたサウスポーの強打者。この日は初回に相手の右目上をパンチで切り裂くと、その後も試合をコントロール。5回、6回とラウンドが進むにつれて試合はワンサイドの様相を呈し、デイビスはドクターの検診も仰ぐようになった。迎えた8回、ファレナスがデイビスをコーナーに後退させたところでレフェリーが試合をストップした。現在、IBFのスーパーフェザー級王座はアルヘニス・メンデス(ドミニカ共和国/米)が保持しているが、10日に米国マイアミで1位のランセス・バルセレミ(キューバ/米)を相手に防衛戦を予定している。ファレナスは46戦38勝(30KO)4敗4分、デイビスは19戦18勝(5KO)1敗。