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「私が完全なコンディションで集中して試合に臨めば、誰も勝てないよ」――12日(日本時間13日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで前WBA、WBC世界スーパーウェルター級王者サウル・アルバレス(23=メキシコ)との大一番を控えるWBA同級王者エリスランディ・ララ(31=キューバ/米)が、揺るぎない自信を口にしている。
※ララ対アルバレスは13日(日)午前11時からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行配信の予定。14日(月)夜9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」でも放送予定。
エリスランディ•ララ
ララとアルバレスは、この1年のうちにオースチン・トラウト(米)とアルフレド・アングロ(メキシコ)という共通の対戦相手を持っている。今回の試合を前に特に比較対象になっているのがアングロ戦だ。ララは昨年6月に10回TKO勝ちを収めて王座(当時は暫定)を獲得したが、2度のダウンを喫している。一方のアルバレスは今年3月にアングロと対戦し、何もさせずに同じ10回でレフェリー・ストップに持ち込んでいる。この内容の差が3対2というアルバレス有利のオッズに表れているようだ。しかし、ララはこれが面白くない様子だ。「アルバレスと戦ったときのアングロは、私と戦ったときとは別人のように出来が悪かった。それは大勢の記者も言っている。私と戦ったときに被ったダメージが残っていたんじゃないかな」と分析している。試合はスーパーウェルター級オーバーのノンタイトル12回戦として行われるが、ララは自分がこの階級のベストであることを証明すると話している。「自分のボクシングに徹するよ。そうすれば誰も私には勝てないよ」と自信をみせている。戦績はララが22戦19勝(12KO)1敗2分、アルバレスが45戦43勝(31KO)1敗1分。