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WBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(38=亜)の11度目の防衛戦は、1位の指名挑戦者フェリペ・オルクタ(28=メキシコ)を相手に行われることになっている。その興行権入札が30日、プエルトリコのWBO本部で行われた。
イベント開催権を落札したのはナルバエス側のO.R,プロモーションズで、提示した両選手の合計報酬額は40万1500ドル(約4095万円)だった。ナルバエスの取り分は約75%の30万ドル(約3060万円)、オルクタの報酬は25%相当の約10万ドル(約1020万円)となる。試合は8月30日か9月6日、アルゼンチン国内で計画されている。ちなみにオルクタ側のオールスター・ボクシングの提示額は30万1000ドル(約3070万円)だった。ナルバエスとオルクタは13年5月、ナルバエスのV7戦で対戦し、王者が2対1の判定勝ちを収めている。しかし、ジャッジ二者が115対113でナルバエスを支持したのに対し、もうひとりは118対110の大差でオルクタを支持していたためホームタウン・デシジョンの声があがっていた。その後、ナルバエスは防衛を二桁に乗せ、オルクタも再起2連勝を飾っている。7月10日に39歳の誕生日を迎えるサウスポーのナルバエスは45戦42勝(23KO)1敗2分、オルクタは31戦29勝(24KO)2敗。