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[海外ニュース]2014.6.23

ゲレロ、亀海 試合後コメント

 21日(日本時間22日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで拳を交えた元4階級制覇王者ロバート・ゲレロ(31=米)と、東洋太平洋ウェルター級王者の亀海喜寛(31=帝拳)が試合後、興味深いコメントを残している。
※ゲレロ対亀海は、きょう23日(月)午後8時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送の予定。
亀海が善戦した
 ゲレロはジャッジから117対111(二者)、116対112の支持を取りつけたが、亀海のパンチで左目上が切れたうえ大きく腫れ上がっていた。それでも13ヵ月ぶりの復帰戦を白星で飾った意味は大きく、ゴールデンボーイ・プロモーションズのオスカー・デラ・ホーヤ氏から「また大きな試合を組むから」と約束された。そのゲレロは亀海について「何度かダメージを与えたはずなのに、彼は右で私を倒そうとして常に反撃してきた」と称えた。そして、かつて自身が下した元世界王者のアンドレ・ベルト(米)と比較して「彼(亀海)の方が手強かった。彼はパンチが強くスタイルも対応が難しいものがあった。特に右は強い」と感想を口にした。一方、敗れた亀海は自身のブログに心情を記した。以下は抜粋。「勝てるつもりで試合したけれど、今回負けたら引退になっちゃうのかなんて思っていましたが、デラ・ホーヤもショータイムも喜んでくれたようで、またチャンスくれるって約束してくれたし、会長も現役続行の許可を下さいました。応援して下さった関係者の皆様、ファンの皆様、仲間たち、そして家族みんなの期待に応えられませんでしたが、またアメリカで戦います。もっと強くなって必ず次は勝ちます。応援ありがとうございました」
意地を見せたゲレロ
 試合終了と同時に観客がスタンディング・オベーションをしたほどの激闘だっただけに、再び亀海が米国のリングに立つ日はそう遠くはなさそうだ。

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