7億円超でクリチコ側が落札

　WBA、IBF、WBO統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(38=ウクライナ)の次期防衛戦は、IBFの指名挑戦者クブラト・プレフ(33=ブルガリア)を相手に行われることになっている。そのイベント開催権を巡る入札が17日、米国ニュージャージー州スプリングフィールドのIBF本部で行われた。 　入札に参加したのはクリチコ側のK2プロモーションズと、プレフ側のサウアランド・イベントの2社だった。サウアランド・イベントが両選手の合計報酬額として529万144ドル(約5億3960万円)を提示したのに対し、K2は725万131ドル(約7億3950万円)を示して落札した。分配はクリチコが8割、プレフ2割となっており、クリチコは580万ドル(約5億9160万円)を手にすることになる。 規定では入札から90日以内に試合挙行となっているが、すでにクリチコ側は9月6日、1万6000人収容のハンブルグ(独)のO2アリーナでの開催を予定している。IBF王座17度目の防衛戦となるクリチコは65戦62勝(52KO)3敗、08年北京五輪出場の経験を持つプレフは20戦全勝(11KO)。

　入札に参加したのはクリチコ側のK2プロモーションズと、プレフ側のサウアランド・イベントの2社だった。サウアランド・イベントが両選手の合計報酬額として529万144ドル(約5億3960万円)を提示したのに対し、K2は725万131ドル(約7億3950万円)を示して落札した。分配はクリチコが8割、プレフ2割となっており、クリチコは580万ドル(約5億9160万円)を手にすることになる。規定では入札から90日以内に試合挙行となっているが、すでにクリチコ側は9月6日、1万6000人収容のハンブルグ(独)のO2アリーナでの開催を予定している。IBF王座17度目の防衛戦となるクリチコは65戦62勝(52KO)3敗、08年北京五輪出場の経験を持つプレフは20戦全勝(11KO)。